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見えない出口
2007年 09月 16日
3連休の初日、1ヶ月ぶりにオホーツク方面に車を走らせた
狙いはサーモン、しかし今シーズンはサーモンの良い情報も無く 一応滑り止めでダム湖でニジマスを狙う準備も整えた 夜も明けぬうちから浜に立ち、ツーハンドを振ったが 予想どうりサーモンの群れは確認する事も無く、 時おり遠くで浮きルアーに付けたサンマの餌にヒットするのが関の山であった。 それにしても、サーモンフィッシングのマナーの悪さには何時もの事ながら参った 河口の真ん中に立つ、僕のスグ右隣に気が付くとフライマンが一人無言で入ってきた、 それも右手を伸ばすとぶつかるような距離、多分1mの間隔も無かった、 一言くらい挨拶でもされるのなら、少しでも左に寄ってスペースを空けてやるのだが、 今回は温厚で優しい僕もサスガに頭に来た! 僕の右側は3人くらい入れるスペースが空いてるというのに、そんなに俺と並んで ロッドを振りたいのかい! フライの事を知らない餌釣りオヤジや素人ルアーマンならまだ分かるが、 戦争映画の見すぎなのかは知らないが迷彩カラーに身を包んだウエアーを 着てるとはいえ、一応はダブルハンドロッドを持つフライマンだ、 自分の右側に同じ距離で入られたらアンタ!キャスティング出きるのかい! 喉までこの文句が出かかったが、これを言ったら喧嘩になるし紳士の的ではない、 僕は紳士の釣りをしてるのだから、ここは紳士的にこの素人フライマンを撃退しよう。 同行の友人達もこの非常識なフライマンに呆れて呆気にとられてる。 僕はイイじゃない!望むところよ!アンタに関係なくキャスティングしてやろうじゃないか! と、数ミリも左に寄る事無く、右手にいる素人フライマンを無視してキャストを開始した。 この場合、自分の肩幅よりロッドを傾けれないのでリトリーブを終了したら 自分の正面でロールキャストでシンキングラインを浮かせてからペリーポークの 要領で自分の正面でペタンとラインを小さく折りたたんでから瞬時に頭上に ロッドを振りかぶってシュート! K・ブリッドSDのハイカーボンだから出きるこのキャステイングで30mは飛んで行きます。 サーモンもカラフトマスの気配も無かったので、早くこの場を立ち去りたかったのですが、 隣の素人フライマンよりも先に上がる事は、許せなかったのでムキになって 無用なロングキャストを延々繰り返しました。 気が付くと隣のフライマンのキャスティングするラインは一度もターンオーバーする事無く 僕を十分に笑わせてくれましたが、当然釣れる事無く去っていきました。 もう2度と俺の隣に立つんじゃねぇ~よ!アンタと仲間だと思われたら俺が恥ずかしいぜ! と心の中で叫んで、僕も釣れてないこの浜を立ち去る事にした。 このマナーの悪さに幻滅した僕等が向かったのは この浜から車で15分程で行ける有名河川のダム湖 サーモンが不発なら、ここでフロートを出そうと仲間達と計画を立てていた。 このダムは発電の目的で作られたダムでは無く、何の意味があるのか 貯水された水はオーバーフローしてあふれ出し滝のように20mは落下する。 僕がダム湖で得意とするアウトレットでの釣りをしようもんなら、間違いなくお陀仏である 試しで近づいてみたが、目には見えないが物凄い水圧を感じ必死にフィンを漕いでも 推進力は得られなかった・・・ちょっと怖い思いをしたが、アウトレットの釣りを諦めて インレットの浅場に向かった。 ピーカンで無風のベタ凪の水面には、時おりライズやモジリも見られたが 水温も高めで活性は悪いようだった。 リトリーブを終了して、ラインを持ち上げようとした時に、物凄いアタリがあり 重量感のあるニジマスがヒットした。 一度僕の方に向かってきてからUターンして一気に突っ走られた フライラインはリーダーまで目前のところまで入っていたので、対処のしようもなく 一瞬にしてフロロカーボンの1.2号のリーダーは無情にも切られていた。 その後も、僕のロッドには重量感のあるアタリは1度も無く 友人達は40cmオーバーの太いニジマスを釣り上げたが僕のロッドには 小型のニジマスとウグイが、力無く掛かる程度であった。 遠い道北への釣りの旅、それは僕にとって距離だけでは無く 鱒達との出会いも遠い旅でもあるように思えた 最近はサカナの釣り方も忘れてしまったようである。 この長く暗いトンネルは何時になったら出口が見えてくるんだろう。
by flymagic
| 2007-09-16 21:43
| flyfishing
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