
気温はプラスで暖かな風に吹かれながら春の十勝川での釣りが出来る事だろうと
思っていたが、予想外に僕にとっては全てが冷たく感じる1日だった。

友人達は寒さも気にせず延々と流れに立ち込みフライを流し続けてるというのに、
寒さに強いはずの僕は指の痺れと痛みが我慢できないくらいだった。

そんな日はアメマスの弱く微かなアタリをキャッチするセンサーも鈍り
なかなかアメマスの鼓動をロッドに伝える事が出来なかったと思う。

群れで飛んでいく渡り鳥達は来年もきっと、この地で羽を休め春を待つことだろう。

3月20日 十勝川右岸の川原にて