気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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道北の幻 【第五章】
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2010年、2年目の僕のイトウチャレンジが始まる。

友人と2人で訪れた道北の本流。
2010年、初めてのイトウの釣りは一泊二日の気長でノンビリトした釣行となった。
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それにしても初日は想像を絶するような寒さで日中の最高気温は4℃で
おまけに海から吹きつける風は8m前後だったと思う。
最初はグローブ無しで釣りを始めたけど、とてもじゃないけど
耐えられるような寒さではなかった。

今年は雪解けが遅く、ここ最近になって雪代も落ち川の状態も良く成ってきているという
情報を元に釣行を決めてみた。もちろんイトウの産卵の遅れも承知の上だったけれども。
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予想どおりと言ってしまえば言い訳になるような気がするけど
イトウの魚影は極めて薄く、ベイトとなるトン魚や外道のボラ、ウグイも不在の気配だった。

2日間でチャンスがあったのは初日の早朝だけだったのかもしれない。

左岸に入った僕達の対岸でイトウのボイルが見られた時は
イトウに出会える期待感も高まった、昨年の事を思い出すと遠くでボイルが
始まってもロングキャストを続けていれば何度か釣れたから・・・という理由からだった。
でも、今回は2人のロッドに衝撃が走る事は無かった。

風向きが向かい風の強風に変わる頃に僕達は左岸を諦めイトウのボイルがあった
右岸側へと移動した。
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移動してスグにryoさんにイトウがヒット!
50cm程のイトウだったけれど、久しぶりに見るイトウはやはり美しかった。

ryoさんにポイントを譲ってもらい一投目で僕にもイトウがヒットした。

リトリーブが終わり次のキャストに移ろうとした時にイトウがフライに出たもんだから
フッキングが甘かった事だろう・・・ryoさんの待ち構えるネット直前で
今シーズンの初イトウは会えなくバレてしまった。

特に大きくも無く50cm以下のイトウだったが、複雑な心境だった。
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そして数分後に、またryoさんのロッドにイトウがヒット!
僕は急いでラインを回収して駆けつけネットを持って川に入った。
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無事にネットインしたのは80cmに迫る大きなオスのイトウだった。

きっと産卵を終えてまださほど時間が経っていない事だろう。
魚体の赤味がまだ鮮明の残っている事から、産卵の遅れは明らかになった。

結局、2人で3本のイトウをヒットさせたのが、朝の賞味1時間程の出来事で
日没まで凍えそうな寒さの中でネバッテはみたが、アタリすら無く初日は終わった。
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2日目。

天気予報では風も強くなり雨の予報だったけど、意外と薄日が差す穏やかな朝だった。
5時に前日ヒットしたポイントに立った僕達の前では
単発的にイトウのボイルやモジリが見られたが、ナニをどうやっても
2人のロッドはイトウに曲げられる事は一切無かった。

そして空からは待ちきれんというばかりに、冷たい雨が降り始めた。

朝食を取る時間も惜しむほど、僕らは何百回というキャステイングを繰り返し
カラダは疲れきっていたが、イトウに出会いたい・・・という希望だけは捨てはしなかった。

午後2時過ぎに河口に近いポイントの移動。
いつもこの場所を最後にやってから帰る事が多いけど、今回もそうなるようだ。
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グングングン!というイトウの首振りのような感触がロッドティップを
とうして伝わってきたのは、ランニングラインの絡みを解いている時だった。

流れに任せてフライをステイさせていたのが良かったのだろうか?
スグに隣にいたryoさんに、ヒットした事を告げると
ネットを取りに釣りを止めて岸に戻ってくれた。
この助け合いが無ければ大きなイトウは取る事は難しいし
誰かが掛けたら、それが見ず知らずの釣り人でも協力し合うのがイトウの釣り。

この行動によってイトウとファイトする時間を短くして速やかにキャッチして
リリースする。

それが、イトウの釣れる川を永遠に残すイトウ釣氏としてのプライド。
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がっ!しかし・・・僕のロッドにヒットしたのはイトウではなく春の鱒・・・
水面に姿が見えた時は、ガックリと膝の力が抜けてしまった。

海で釣れてくれたら最高にウレシイのだけど、ここでは外道でしかないからね。
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2日間のイトウチャレンジ、今回はイトウを抱く事が出来なかったけど、
春のイトウをこの手に抱くために、何度もここを訪れる事になるだろう。

だけど、幻のサカナは幻だから次回もまた幻を見ることになるかもしれないけど、
これが、釣りというモノの真髄だと思う。

そして、幻のサカナの釣りを始めてしまったからには、やり続けるしかないと思う次第。

                                 5月19日、20日 道北の本流にて
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by flymagic | 2010-05-21 20:08 | イトウ
Lake Akan
今年初めて訪れてみた阿寒湖。
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解禁から10日目だが、まだ阿寒のスキー場は積雪が見られ
今シーズンの時期の遅れを感じてしまう。
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解禁当初はまだ湖面には大きな氷が浮いていたようだけど
その氷もすっかり姿を消したけど、水温は当然のように低く
水に手を入れると、我慢できないような冷たさだった。

天気予報では気温は10℃を超え、風も極めて弱い予報だったけど
朝の気温は0℃、風速は体感で5~7mくらいだっただろうか・・・
その風は午前中は北西から、そして午後からは北東の風に変った。

午前4時に阿寒湖畔に着いた僕達はポイントの選択に悩んでいた。
風向きで決めるなら、間違いなく大島を選ぶのだけど
数を釣って一日を有意義に過ごすなら北側の石カラやヤイタイ先の付近だろう。
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漁協の方と友人の意見で、大きなアメマスを釣ろうという事で、
僕達は大島へ渡船する事にした。

早朝の大島は僕達3人の貸切状態で、とりあえずポイントを別れて探る事にした。

僕が僕が最初に選んだのは、大島の西側。
ここは数年前に東京の友人達と入った記憶がある。
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幸先良く一投目で47cmの阿寒湖らしい黄金のアメマスがヒットした。
水温が低いとはいえ元気があって体高のある良いアメマスだった。
そして2投目のシューティング・スペイに入ろうとラインをリールから引き出しているうちに
根がかりのようにフライが浮いてこない・・・?
あれ?っと思ったら、もうアメマスがチャートリュースカラーのフライを咥えていた。
なんともサカナの濃い阿寒湖ならではの笑えてしまう出来事だった。
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しかし、このポイントではこの2匹のアメマスがヒットしただけで後が続かない・・・
友人達の入っていた北東側のポイントへ行ってみると、そこそこ釣れているとう話で
ここは浅めなのでタイプⅡのシューティングヘッドをインターミディエイトに換える事にした。
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それにしても、風は強くなる一方で太陽も分厚い雲に隠されて
長い時間、湖に入っているのはきつかった。
強い向かい風の中で沖に向かってフライを投げるのは無理で、仕方なく左右方向に
フライを投げ続けた。
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しばらくは、ここでも釣れない時間が続いたが、今日の爆釣劇が始まったのは
フライを細身にして、左手のリトリーブをピッチの短い超高速に換えてからだった。
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リトリーブの途中で不意にラインにテンションがかかる。
すると決まってアメマスがヒットする。
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最初は潮の流れや潮目に入ったのかな?と思ったけど、
どうやらアメマスがフライを吸い込んでいるようだ。
食いが渋くなるとテンションのかかった所でフライを止めると、またアメマスがヒットする。
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大きさは阿寒湖のアベレージサイズの45xm前後が多かったけど
中には20cmくらいのイワナのようなサイズも混じっていた。
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数を釣っていると偶然的にも大きめのアメマスも釣れてくれた。
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50cm、52cmと50UPが2本も釣れると、まだまだ大きなサイズが釣れるような気がした。
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今日のヒットフライはグリーンとブラックのゼブラカラーのマラブーを使った
悪魔のフライゼブラバージョン。
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これでもか!というくらい連続してアメマスから
グングンという特有のアタリを楽しませてくれた。
風の合間をかいくぐり、遠い沖まで飛んだこのフライに、本日最大級のアメマスがヒットした。
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ネットに納めるのを2度、3度と失敗して、納めたのが上の画像のアメマス。
阿寒湖では初めて見る大きく貫禄のある魚体に60cpの期待がかかる(笑)。
岸に上がり慎重に計測して画像に納めようと、石を積み重ねてイケスを作っていたら
イケスの石を飛び越えて逃げられてしまった。

午後5時の迎えの船が来るまで、身を切る寒さの中
なんとか釣り直そうと頑張ったけど、2匹目のドジョウは居なかったようだ。
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朝の5時過ぎから夕方の5時まで、昼食の時間以外は鬼のように釣りつづける事
11時間ほど・・・釣ったアメマスの数は30匹程だったと思うけど、
阿寒湖で1日で、これだけの数を釣った記憶は無いと思う。
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今シーズン、まだ始まったばかりのフィールドだけど
今年の阿寒湖は期待できるような予感がする。
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6月にまた、阿寒湖を訪れてみようと思っている。

                                      5月10日 阿寒湖大島にて


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by flymagic | 2010-05-11 19:56 | flyfishing
一筋の光
東の山陰に隠れていた太陽が微かに顔を覗かせ
一筋の光が鏡のように不自然に静まり返った湖面をキラキラと照らし出した。
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事の終わりは事の始まり。

やがて真っ赤に燃える朝日も時間が経つにつれ高く上り、西へと沈む。
そして月が支配する夜が始まり、同じように夜明が来ると月の世界は静に幕を降ろす。
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朝日と同様に僕に差し込んだ一筋の光は、神様が与えてくれた一本の道標のようだった。
社会生活と同様、ひたすらに走り続けてきたフライフィッシング。

22年間も乗り続けてきた船で培った技術や知識、
そして妥協する事無く、続けてきたフライフィッシング。
今の僕が存在する意味は、この道標と結びつける縁というものに運命を感じる。
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テーブルの上に誇らしげに飾られた一輪のバラより、
僕は強かに、そしてひっそりと野に咲く一輪の福寿草のほうが
生命力を感じ、元気を狭間見る事が出来るから好きだったりする。
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by flymagic | 2010-05-08 23:33 | ブラウントラウト