気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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<   2007年 10月 ( 6 )   > この月の画像一覧
動かないニジマス
「来た来たー!デカーイ!」
僕は悲鳴のような叫び声で仲間に、その事態を知らせていた。
黒のビーズヘッドニンフから同じパターンのオレンジボディにフライを換えて、
一投目に静まり帰っていた水面が炸裂した。
とんがった大きな顔に真赤なレッドバンドと金色がかったボディが
水面に見えたと思ったら巨大なオビレが水面を叩いた。
今まで見た事もない大きさとパワーは僕のレインボーに対する
常識を経るかに超えていた。
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仲間達四人で訪れた、道北のダム湖。
前回ここでロッドを振った時は、掴み所の無いポイントに困惑し攻めきれずに釣果はイマイチで終わってしまった。二度目に当たる今日は明日の休日出勤にも関わらす、時間を忘れて思う存分にロッドを振ってやろうと決めていた。

このダム湖には、大きなニジマスが住んでいる。
噂では聞いていたが、僕にとってそのニジマスが大きかろうと小さかろうと興味は無かった、
前回は小さなニジマスが数引きしか、僕のフライを咥えてくれなかったから、
今回こそは、それなりの型が見られれば十分に満足するだろうと思っていた。

このダム湖にそそぐ川にも大きなニジマスが泳ぐ
ただニジマスだけでなく、ヒグマの生息密度も非情に高い場所でもある。

それゆえに、このダム湖もヒグマが頻繁に川を伝って出没するのである。
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休憩も兼ねて、上陸したインレットには無数の真新しいヒグマの足跡が無数にあった、
それは大きなヒグマの物から小熊の足跡と見られる僕の握りこぶし位の大きさのものまで
そこ等じゅうにあり、見た感じでは3匹以上のヒグマが僕達が来る前にここで
何かの行動をしていたと思われる。

早朝や日没前後の時間帯は特に注意が必要で、ましてやこれから冬眠に入る前の
ヒグマは行動範囲が広くなるので、単独釣行は絶対に止めるべきだと思う。

この流域に大きなニジマスが残っているのは、普通の神経の釣り人ならヒグマへの
恐怖心で立ち入る事が少ないのも一つの要素なのかも知れない。
大自然の恩恵で育つニジマス達は、この森のヒグマ達にも守られてるようだ。
e0035597_23421162.jpg

今日のファーストヒットはフロートに乗って5投目くらいで、あっけなく訪れた
前回のリベンジを果たし、肩の荷がおりた気分で気持ちはとても楽になった
その後も、水温の低下で活性は低いながらも数匹のニジマスが僕のフライを咥えてくれた。
仲間達も順調にニジマスを釣り上げている
大きなニジマスになると50cmにもなる大型がロッドを曲げる。

最初は50cmともなると風格もあるしファイトも素晴らしくとても羨ましく見えた。
しかし、あの出来事の後はどんなニジマスを見ようが感動も嬉しさも、何も無くなっていた。
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時刻はお昼時、僕も仲間達も釣れない時間帯が続いていた
ヒグマの足跡を撮影したり、昼食をとったりして時間を費やした
僕が午後から狙おうと思っていた場所は、浅瀬で湖底から枯れ木がニョキニョキと
飛び出ている、いかにもバスフィッシングでバスプロ達が華麗にルアーを泳がせるような
難しいポイントであった。
きっと攻めても根掛かりの連発で苦戦しそうだけど、
どうしても挑戦してみたいポイントであった。

湖面から突き出ている木の間や、木の真横にフライラインを着水させる
何度もフライは引っ掛かり、僕はこの場所を諦めようと思った。

最後にフライを交換して、そのフライが根掛かりで無くなるまでやり続けよう
そう思い立ち、黒のビーズヘッドニンフからオレンジボディーの同じタイプの
フライに交換した。
ニジマスには黒が効く、というのは広く知れれてる事だが
このオレンジ色にもニジマスやブラウントラウトは、何故か反応してしまうのを
思い出したのかも知れない。

オレンジのビーズヘッドニンフをまったく同じ場所にキャストした

カウントダウンは3でリトリーブを開始した

リトリーブの1.2・・・3は無かったと思う

走っているバイクにフライを引っ掛けて、そのまま持っていかれるような
常識では考えられないような強烈な引きに、
9ft#6のロッドにしがみつき、フィンを目いっぱいに漕ぎながら
アンチリバースのディスクドラグを締めた。

一瞬、テンションが無くなりバレタと思ったら僕の方に巨大なニジマスが突っ走ってきた
リトリーブで緩んだラインを手繰り寄せ、テンションを取り戻すと
水面が炸裂・・・いや爆裂した

シャクレたサーモンのような口に尖がった顔、血のように真っ赤なレッドバンドが
鮮やかで、ボディーはゴールドがかった
どんなに甘く見ても60cm以上のある、まるでサーモンのような大きさのニジマスが
僕の目の前3mで水面上に姿を現した。

状況を確かめるかのように、水面直下を泳ぎながらぐるりと僕の回りを半回転して
ヒットした場所と反対側にヤツは回り込んだ
このままネットインに持ち込もうかと思ったが、あまりの大きさに僕の足は
ガクガクと震えていた。

近くで見ると、さっき見たよりも大きく見えた
今日のランディングネットは全長で約60cm
このネットの全長よりも遥かに大きく、丸太のように太い。
過去に雑誌で屈斜路湖で釣れたダイアナと呼ばれる、モンスターレインボーを
見たことがあるが、そのダイアナに勝るとも劣らないサイズであった

まだまだ、コイツにはパワーが残っていると思いリールにラインを巻き取って
より一層ドラグを締めて戦闘態勢に入った。

ロッドを立てて寄せようとしたら、ヤツは一気に走り出した
250ccのバイクのような加速とトルクにファーストアクションのロッドは
バッドからひん曲げられ、ドラグを締める度にヤツはスピードを弱めるが
走ることは辞めなかった。

その間、何度もロッドを立ててあおったがヤツは首一つ振る事無く
潜水艦のように水中を突進して行った。

「取れない。」
これがこの時点で僕が出した結論

木の根が無数にあるこのダム湖では、バッキングまで出したら99%
取り込むのは不可能だろう。

思ったとうり、フライラインは水中に突き刺さったままで
30m向こうの水面でヤツはモジリだした。
根係のようにビクトモしない・・・多分、リーダーが沈み木に巻いたのだろう

フロロカーボン、3xのティペット無しのリーダーは無情にも切れた。

僕は生き喪失、動揺を隠せないかのように何度も何度も
切れたリーダーの先を見ながら天を仰いだ。
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それから、ヒットするニジマスには感動も喜びも何も感じる事が出来なくなってしまった。

僕には何も、そこまで大きなニジマスは掛からなくて良いのです。
画像のような、手ごろなニジマスが数引きヒットしてくれれば十分に満足なのに・・・

この化け物みたいと言ったらニジマスに失礼だけど、
こんなサイズはこれから先、ヒットする事はまず無い事だろう。
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by flymagic | 2007-10-28 20:29 | flyfishing
ロッドキャリア
北海道日本ハムファイターズもクライマックスシリーズを制覇しいよいよ週末からは
尾根の球団と2年連続の日本シリーズが始まります。
まったくもって1年の経つのが早く感じる年代になってしまったようですが
秋も深まりつつ、冬への準備も急がなければならない今日この頃
そろそろ、シングルハンドからツーハンドロッドの釣りの季節が始まります。
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そんな訳で、兼ねてから購入を考えていたがイマイチ踏ん切りが付かず
だらだらと購入を躊躇っていたが、この際思い切って購入してしまったのが
このバキュームロッドキャリアです。
無ければ無いで釣りをするのにまったく支障は無い品だけど
有ったら有ったでとても便利だと常々思ってはいましたが
イザ買うと成るとなかなかこういう物って、勢いが無いと買えないのが自分なんです。
既に何度か釣り場の移動で活躍してもらったけど、道路が汚れてる時は
ロッドやリールが汚れるのであまり使いたくないのが本心ですね。
スキーに熱中していた時は、板が汚れるので絶対に車外には板は積まない性分だったけど
あの海和さんがスバルレオーネのルーフにロシの4sを積んで走ってるのを
TV番組で見たら、やけにカッコよく見えて週末にはランクルの屋根にロシの4sを
積んでスキー場まで走っていた記憶があります(笑)。
今はスキー板を積んで走ることは無くなりましたが、今年の冬はロッドを積んで
たくさんのフィールドを駆け巡ってみようかなと思っていますが、
最初に入ったポイントでボコボコに釣れて、このロッドキャリアを使わずに
「あー良かったなぁ~」っていうのが理想なんですけどね。
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by flymagic | 2007-10-24 20:34 | fishing tool
一人旅
木曜日の夜、僕は一人、道東へと繋がるサラブレッドロードを直走る。
FM NORTH WAVEから流れるのは、月光グリーンのレギュラー番組『汗ダクNIGHT』。

DJを勤めるのは、もちろん月光グリーンの3名
軽快なトークと、月光グリーンのニューアルバムを中心とした選曲に
しばし一人の時間を忘れ、ラジオから流れる彼らの話に時々、返事や独り言を繰り返した。
これって、端から見ると、けっこう怪しい行動に見えるかもしれない・・・

高速道路では法定速度より少しだけスピードメーターの針を進めたところで
クルーズコントロールのスイッチをオンにする。
急ぐ旅ではない、夜明けまでの時間は十分にある。 
なんせ今日は平日の独りの釣りだから。
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初めて訪れてみる川に着いたのは、まだ夜明け前であった
この場所を教えてくれた友人の言葉を思い出しながら、国道から川へ入る
枝道を何度も迷いながらも目的の場所にランクルを停める事が出来た
道東の夜明けは予想よりも早く、朝焼けが今日の釣りの始まりを伝えていた。

SCOTTの#5ロッドにフローティングラインをセット
ウエイトをタップリ巻いたフライに、リーダーにもウエイトをビッシリと巻き付ける
アウトリガースタイルでこの初めての川を攻める事にした。

準備の途中も川の流れの音に混じり、サーモンのドハデのジャンプの音が聞えてくる
そう、このサーモンの産卵したタマゴを食べたくて海からアメマスが登ってくる。

期待に胸を膨らませ、川に立つ。
サーモンを見つけて、その群れの下流の深場にフライを落とす
なんと一投目で、アメマスがヒットしたがスグにバレてしまった。

同じポイントにすぐさまフライを落とすと、またアメマスがヒット
大きさは35cmくらいだけど、道東の有名2河川のアメマスとは違い
まるで海アメのようにグリーンバックに白っぽいボディーカラーが美しいアメマスだった。

2キャスト2ヒット、今日は釣りまくるぞと意気込んで写真も撮らずに
とりあえず続けざまにフライをポイントに投げ続けた。
4匹目に釣れたのは、40cmくらいの体高のあるアメマスであったので、
ここで画像に納めようと、胸のポケットからカメラを取り出そうとしたら、
無い! カメラが無い!!!
しまった、車の中にカメラを忘れてきてしまった。
確かに、バッグの中からは取り出したのだけどポケットに入れるのを忘れてしまったようだ。

飲み物も車に忘れてきたので、とりあえず車までカメラとお茶を取りに戻る事にした。
車を停めている場所に上がる道の途中で、上流から何とも耐え難く
嗅ぐだけで頭が痛くなるような、悪臭が漂ってくる。
当然、ここには牧場や肥料を撒くような畑も無い。

臭いの原因はヒグマである。
それは、まるで動物園の屋内施設で嗅いだ事がある臭いよりもキツイ臭いであった。
友人もこの上流で足跡や糞を目撃しているのである程度覚悟はしていたが、
正直、ビビッた。

どうする?また釣り場に戻るか・・・それとも、尻尾を巻いて撤収するか・・・?
迷ったが、何とか1尾だけ画像に納めたくてカメラだけをポケットに入れて
勇気をだして、キツイ獣臭のなか下流へと歩き出した。
この時ほど、独りの釣りの心細さを実感したことは無い。

釣れたポイントは当然のごとく無反応、それでもドンドン釣り下るが日が高く昇って
からは反応が鈍い。

アタリや、水中でフライにアタックしてくるアマメスの姿は確認できたが
フッキングしても、尽くバレテしまう始末・・・そのうちアタリも何も無くなり
川は静けさを取り戻していた。

多分、ヒグマの臭いを感じた時点で僕の釣りへの集中力は切れていたんだろう。

この川を諦めて、僕は100キロ先の有名河川に向かう事にした。

平日であるのに、ポイントの駐車スペースは車を置く場所が無い程の賑わいぶりであった。
仕方ないので下流のポイントに入るが、スポーニングで浅場に溜まるアメマスの群れは
流れるフライを避けるかのように、無反応であった。
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午後3時過ぎに、再び上流のポイントに戻ったところ
何とか1台だけ車をおけるスペースが空いていた。
スグに支度を済ませ、川原に降りると3人のフライマンがアメマスを狙っていた
彼らの下流に離れて入ったが、やはりここでもスポーニングでアメマス達は忙しいようで
僕のフライには見向きもしなかった。

僕のすぐ上流で釣っていたフライマンはアメマスを連発している
きっと、そこのポイントにはヤル気のあるアメマス達が溜まっているんだろう。
すこしづつ上流に忍び寄ったところで、上流のフライマンに大型のアメマスがヒットして
僕の居る下流へと突っ走ってきた、僕は急いでラインを巻き取り
僕よりはかなり年配の彼に、「取りましょうか?」とネットを取り出し
大きなアメマスの下に回り込んだが、ネットに納まるようなサイズでは無かった。
「いや・・・いいんですよ、バレテも良いようなサカナですから。」と彼は余裕の表情であった
結局、このアメマスはフチの岩場に頭から突っ込んでしまい取る事は出来なかった。

このフライマンとしばらく話をして、このポイントでの釣り方やラインの選択
フライの付け方やウエイトの事を教えてもらったが、どれも僕の今まで知ることが無かった
釣法で、とても良い勉強になった。
聞くところによると、彼は今日70UPを数引きキャッチして同行の友人は
80オーバーのアメマスをキャッチしたそうだ。
タックルもそれ相当でロングロッドで
超ファーストアクションの#6にティペットは1xを使っていた

結局、このフライマンにこの場所を譲ってもらい何度か信じられないような
大型のアメマスの凶暴で暴力的な引きを味わったが、
僕の3xのリーダーやティペットでは、まるでお話にはならなかった。

1度だけ、足元までなんとか時間をかけて引き寄せた
アメマスは目測で70cmは超えていた。
その大きさと厳つい顔を見たときは、サスガに足が震えた。
しかし、その大きなアメマスは僕と目が合うと対岸に突っ走り去っていった。
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僕には大きなアメマスはキャッチ出来なかったけど、
あの巨大なアメマスが#5ロッドをひん曲げてバッキングまで引き出して行った
感触と重量感は今でも、この手に残っている。

約24時間に渡る一人旅を終え家に着いたときは、
出発時にゼロにした、ランクルのトリップメーターは800キロを超えていた。
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by flymagic | 2007-10-20 21:52 | flyfishing
autumn lake
秋も深まり行くこの3連休の初日
仲間達4人で道東の湖を訪れてみた
標高の高い位置にあるこの湖では、もうすでに紅葉が始まったいた
まるでキャンバスに鮮やかな油絵を描いたかのような景色の中で釣りをするのが
秋の湖での釣りの醍醐味である
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今回で6回目となるこの湖への釣行だけど
初夏からこの初秋まで移り行く季節を目に焼き付けてきた
どの季節もそれぞれ趣があり最高に僕達を楽しませてくれたのだが
やはりこの紅葉の季節が印象深い季節の思い出になることであろう
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そんな僕達にとってお気に入りの湖では、相変わらずプロポーション抜群の
ニジマス達が迎えてくれる
シーズン当初のように、そう簡単にフライを咥えてくれる訳ではないのだけど
釣れない時間帯は、コントラストが鮮やかな紅葉の山々と抜けるような青空を見ながら
季節の風を感じるのも良いものだと思う。
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僕がこの湖で好きなポイントは下流域の流れのある深場
数釣りはさほどできないけど、僕にとっては十分すぎる程のコンディションの良い
ニジマスがロッドをガンガン曲げて、ディスクドラグを引き出してくれる
今日も迷わずそこに向かい、1日の大半を過ごす事になる
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ダウンクロスでシンキングラインを対岸向けてキャストして
ラインがターンし始めたらフィンを思いっきり漕いで自分は上流に移動して
ラインを出来るだけ一直線にするようにしてテンションを張る
フライラインが流れの一番速い層に入った時にテンションを感じていれば
十中八九と言っても良いほどニジマスがヒットしてくれる。
文章では簡単に綴れるが、これって重たい流れの中で常にフィンを漕いでる訳だから
想像以上に体力が消耗するのは言うまでも無く、翌日は極度の背筋痛と
気だるい両足の筋肉痛というか疲労感に悩まされる事になる。
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そんな苦労も報われるのが、この湖の魅力であろうか、
中にはニジマスのように斑点が無いホウライマスもヒットする
40cm以下のホウライマスでもニジマスの40cmオーバーより良いファイトをしてくれるが
上の画像のようなホウライマスが僕のフライをテイクすると
#6ロッドはバットからひん曲げられ、リールはもの凄い勢いで逆転しだす
まるでカラフトマスを彷彿させるような強引と言うかあまりにも暴力的な引きに
僕はひたすらロッドを立てて、早く止まってくれるのを祈るしかなかった。
高速系のシルバーメタリックに輝く無駄の無いボディーに
尾鰭を動かす発達した筋肉を見れば、このホウライマスのスピードは理解できるだろう。
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今回のフライのローテーションは
ビーズヘッドの黒のウーリーバガーに色違いのオリーブ、ブラウン、そして悪魔のフライ
と食いが渋くなったら交換したが、特にビーズヘッドの黒のウーリーバガーは
交換したらその場でスグ釣れるという驚異的な威力を発揮した。
何の変哲の無いフライだけど、ハックルにはcock de leonを染めた物を使用してみた
ベイトの居ないこの湖では悪魔のフライは効果的では無いが
唯一、チャートリュースカラーの悪魔のフライだけは良い結果を出してくれる。
陸生昆虫の落下を捕食している彼らにとって、この明るい色は何かしら陸生昆虫の
その色に似ているのだろうか・・・確信は彼らに聞いてみないと分からないが
オリーブやゴールデンオリーブの悪魔のフライには殆ど見向きもしない理由はあることだろう。
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秋の乾いた風が秋晴れの暑い日差しを和らげるように上流から吹くと
色づいた紅葉の葉がハラハラと湖面に舞い落ちる。
今日の午後は落ち葉に悩まされる事となったが、不思議な事に落ち葉がたまるポイントや
流れるポイントではニジマスの反応は皆無であった。
「落ち葉の下にはサカナは居ない」のである、きっとサカナ達も頭上に
落ち葉が溜まっているのが嫌いなんだろう、落ち葉を外してフライを沈めればちゃんと釣れる
むしろ落ち葉が程ほどに落ちていた方がポイントが絞れるのかも知れない。
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数える事が無意味なほどリリースを繰り返す
釣れた数と同じだけの、リリースという行為を行うのは僕達にとっては当たり前の事。
冷たい水に手を入れ己の掌を冷やしてから、ニジマスにそっと触れる
写真を撮る時も出来るだけ直接触らないようにして、尚且つ水から出さないように気を使う
リリースポイントも出来れば釣れたポイント近くで、もと居た場所に頭を向けて離してやりたい。
ここのサカナ達にも、きっと縄張りも有る事だろう。 迷子になったら可愛そうな事だ。
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自分の手から離れて、底深く潜って行く姿が見えなくなるまで毎回見送った
僕のautumn lake flyfishingは湖面に反射する眩しい日差しとニジマスの
生きている事を主張するかのような真っ赤なレッドバンドが眩しく、
そして強かに見えた日であった。

次回は木枯らしの吹く晩秋に、ここを訪れてみたい、水温は最高に冷たい事だろうけど、
シーズン最後の、この湖の風景をこの目に焼き付けておきたいと思う。
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by flymagic | 2007-10-08 22:02 | flyfishing
太い尾鰭に合いたくて
太い尾鰭のレインボーに合いたくて

今週は道東の湖まで足を運んでみた

早くも色鮮やかに染まった紅葉に囲まれながら

秋の日差しと乾いたちょっと冷たい風を体いっぱいに感じながら

時の流れを忘れ、仲間達と多くのレインボーと戯れる
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こんな至福のひと時に

自然の恵と、この湖のレインボーに感謝

こんな平凡だけど美しい自然の営みが永遠に続きますように。
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by flymagic | 2007-10-07 23:32 | flyfishing
シューティング・スペイ
サカナを釣りたい、キャスティングを楽しみたい、タイイングに没頭したい・・・と、
僕の場合、フライフィッシングの楽しみ方は時として
この3つの欲求が別々に沸いてくる時期が不定期にある。

今日は平日の月曜日、山のように溜まってしまった振り替え休日の消化日である。
これから、平日はいくらでも釣りに行けると思うと、サカナを釣りたいという欲求はあまり沸いてこないのかも知れない。
という事で、今日はキャスティングの練習の日にする事にした。

オーバーヘッド・キャストなら家の前の公園の芝生で練習できるが
シューティング・スペイとなると、やはり水がなければ、練習にならない。

近くの湖も練習場所に考えたが、一応サーモンフィッシングも考慮して
積丹半島の海を見てから、川でシューティング・スペイの練習をする事にし早朝に家を出た。
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平日と言うのに、あの河口もこの河口も釣り人が溢れんばかりと方を並べて立っている。
とりあえず、車から降りずに様子を伺うが誰一人としてロッドを曲げてる人はいなかった・・・
勿論、こんな混雑している釣り場は、たとえサーモンが釣れていてもパスである。

そう言いながら、積丹半島を一周してしまった僕はホンネを言うとサーモンが釣りたかったのかも知れませんね(笑)。

さて、サーモンフィッシングに見切りを付けて今日初めてロッドを繋ぐ
ロッドはK・BULLET SD1504-#10
#10のシューティングヘッドでオーバーヘッドもシューティング・スペイもこなせる
新世代のロッドである。

シューティング・スペイとは文字どうりシューティングヘッドのようなショートヘッドで行う
スペイキャストのことである。アンダーハンド・キャストと同じだと思っている方も
いると思いますが、まったく別物だと思ってください。

このシューティング・スペイを行うには、シューティングヘッド用のファーストアクションの
ロッドでなければ不可能です。 ラインの番手をロッドの指定番手より上げれば、
オールドスペイ用のミディアムスローアクションのロッドでも
ショートヘッドのラインを飛ばす事はある程度可能ですが、
シュート時にロッドがバウンドしてしまう
ロッドではラインが回転してしまい飛距離は出ないのです。

ショートヘッドのラインをスペイで飛ばすには一般的なスペイキャストの円運動に対して
シューティング・スペイは直線運動に近いイメージがあります。

などと、頭ではある程度理解できていても自分が納得できるシューティング・スペイは
半日ほど振り続けたが一回も出来ない始末・・・

出るのはキャスト終了時にタメ息と舌打ちだけ・・・

もっと上手くなりたい気持ちはあるのだけど、
こればっかりはセンスの問題もあるのかもしれませんね。

ああぁ・・あの人のようにカッコよくシューティング・スペイが出来るようになりたいなぁ・・・
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by flymagic | 2007-10-01 22:58 | flyfishing