気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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<   2007年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧
欲張り病
カーテンの隙間から、ストロボのような青白い光が断続的に差し込む
嫌な予感がして目が覚めると、デジタル時計は午前1時30分の表示
リビングに出て外を覗き込むとバケツをひっくり返したかのような物凄い雨

後30分で友人が迎えに来る
3週連続で、今日もお気に入りのニジマスが釣れる湖に遠征である

雨は我慢できるが、雷はヘタすると命取りにもなる
行くか行かないか、迷ったが行って見なければ気がすまない
きっと遠くはなれた、その湖はそんなに雨が降ってないかもしれない

根も葉もない根拠を自分の都合の良いようにこじつける
ああ・・・なんて釣り人は欲深いのだろうか・・・

日曜日は仕事、土曜日しか無い休日という要因もあり、
諦めるという事を知らない僕達は雷雨の中、車を走らせ峠を幾つも越えていった

車のワイパーは休む事無く動き続けた、途中コンビニに立ち寄り、爆竹を購入し
ヒグマとの遭遇を回避する事を考えていた

この天気じゃ、釣りになるかどうかも分からないのに
備えあれば憂いなし、と言い聞かせながらも自分の能天気さには、自分でも呆れてしまう
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湖に降りる林道には、すでに数台の車が停まっていた
釣りを諦められなかったのは、僕らだけでは無かったようだ

相変わらず、分厚い雨雲はこの湖の上空に居座り
雨は止む気配も無く、バラバラと激しい音を立てて森めがけて降り続けていた

傘をさしながら、釣りの準備をする
幸運にも雷はこの近辺では1度も鳴らず、雨に打たれずぶ濡れになる事を覚悟さえしれば
きっと今日も元気なニジマス達に合える事だろう

降雨による水温の低下、流れ込みからの濁りの流入、水生昆虫の低活性・・・と、
雨の日は条件が悪い事ばかりだ

しかし、フロートに乗ってロッドを振ったのならばボーズは許されない
岸から釣る方法より数段有利なフロートの釣りでの僕自身で決めたルールとケジメ

さあ!今日も頑張るぞ~!と意気込んでフィンを漕ぎ沖へとフロートを向かわせた
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初めてここを訪れた時は曇り空で無風、釣果は30匹程

先週は朝のうちは濃霧で湿度も高く、日が高く昇ると夏の太陽が激しく照りつけた
俗に言うピーカン、しかし風は強くキャストしずらい状況、釣果は10匹程

そして今日は大雨、3回ともまったく違う状況下で
どのような結果になるのか、とても楽しみである
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#10のビーズヘッドマラブーをテンポ良く岸際へと投げ続ける
ユックリとスローなリトリーブを繰り返すが、ニジマスからのコンタクトも何も無い
今日の岸際は回遊コースになっていないようだ、
岸からもう少し離れて同じ事を繰り返すと、自分のスグ手元で今日初めて
ニジマスがフライを銜えた。 開始から30分も経たない出来事だった
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釣れた場所では釣れなくなるまで移動しないで釣りあさる
ここでは、ワンキャストワンヒット3匹のさほど大きくないニジマスに出会えた

岸に対して同じ間隔を開けて横に移動しながらフライを打ち込む
ガンガン!と鋭いアタリがあるがフッキング率は低いようだ
#10のビーズヘッドマラブーを手に取り、長めに巻いたテールをむしりショートテールにする

ちょっとむしり過ぎたかなと思うくらい不恰好になったフライはニジマス達に
とっては食いつき易いサイズになったようだ
フッキング率はかなりの確率で上がり、場所によっては入れ食い状態になる。
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それにしても、ここのニジマス達はみんなスタイルが良い
頭が小さめで程良いくらいの体高があり、全てのヒレも大きく均整が整っている。 
餌取りがヘタなニジマスや貧養湖の虹鱒は
痩せてる事は拒めないが、体に対して頭が異常に大きかったりする
ここでは、そんなニジマスには出合って無いがホウライマスの方が
幅広の固体が多いと感じている
泳ぐスピードが速いとホウライマスの方がハンターとしての能力が高いのだろうか
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朝一で今日の釣りをスタートした時よりも、濁りが激しくなってきた
場所によっては、まるで雪代の中で釣りをしている感覚になる

当然、アタリも遠のき釣れない時間帯が続いたたりすると
良好だったフライが見切られてるのかと不安になり、また色んなフライを試したくなる

チャートリュースカラーの悪魔のフライ
濁りのある時にはいつも良い結果へと導いてくれる、頼りになるフライ

時間はもうすぐ、今日の釣りを終了すると決めていた午後1時になる
濁りと真水の境界線をトレースする悪魔のフライに
ラストを締めくくる今日22匹目が喰いついた

夏が終わる頃、またこの湖を訪れてみよう
きっと、これから水生昆虫や陸生昆虫を鱈腹食べて
もっと大きなコンディションの良いニジマスやホウライマスに会えるかも知れない

ああ・・・また僕は自分の都合の良いように釣りをイメージしている
秋になったら1匹も釣れないかも知れないのに・・・
でも、この欲深さは釣りをやってるうちは直らないだろうなぁ・・・
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岸に上がり帰りの支度をする頃には
南の空はかすかに雨雲が切れ始め、か弱いながらも夏の日差しが差し込み始めていた・・・
が、車に戻る直前にはスコールのような雨が再び降り始め
僕らは自然のシャワーを浴びながら着替えと後片付けをするハメになってしまった。

帰りの車中は湿度100%、下着は家についても乾いてなかった(笑)。
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by flymagic | 2007-07-29 22:14 | flyfishing
おかげさまで2周年、これからも“気ままにキャスト”
今日でこのブログを初めてちょうど2年が経ちました

そもそも本家のHP、“flymagic”のB面(死語か)として始めたこの“気ままにキャスト”ですが、知名度もアクセス数も分家の“気ままにキャスト”が高く、最早どちらが本家なのか
分からなくなってきました。

本家のHP、“flymagic”については最近は更新もしておらず凍結した状況が続いています
やはり、ブログの方か画像のUPや記事を書くにしても気軽に出来るので
面倒くさがり屋の僕には、こっちの方が合ってるのかも知れません

まあ、せっかく苦労して作ったHPですので、しばらくはこのままにしておくつもりです。
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2年目の感謝
一年目を迎えた、昨年の今日もきっと今と同じ気持ちだったと思います。
“気ままにキャスト”を通じて、知り合えた多くの方々や知り合って深い付き合いに
なれた方々には、いつも感謝しています。
2年間のエントリー数は同じ時期に始められた方達とは、比べ物にならないくらい
少なく内容も文章も幼稚で画像も見劣りしてしまう程、粗末なものですが
それにも関わらず、いつも見に来てくださる方達、又コメントを入れてくださる方の
暖かいお気持ちは、僕の元気の源になっています。

2年目と言う通過点
子供達もそれなりに大きくなり、昔に比べれば休日の時間は
自由に使えるようになりましたが、家での自分の立場を思うと今後、
いつ釣りに行けなくなる状況がくるのか分かりません。

その来るべき時が来た時に、後悔しないように行ける時には仕事の疲れが残っていようと
体力と時間が許す限り、釣りには積極的に行くつもりです。

自然界が相手のFlyfishing
ロッドを振りながら、何時も思うのは自分は自然界の片隅で生きていると言う事
人の力では到底太刀打ちできない大きく偉大な力を持つ自然界。
生活する非自然界から今や非日常的とも言える
生命の源でもある自然界に戻れる事が、メチャクチャ好きだから
Flyfishingを続けているのかも知れない

もっとたくさんの大自然の懐に抱かれて、これからも気ままにキャストをしていきたい

そして通過点でもある今日に一番深く思う事は、みなさんへの感謝の気持ちです

ホントにどうもありがとうございます            
                                            aka
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by flymagic | 2007-07-26 23:10 | flyfishing
雨上がりのレインボーと臆病なヒグマ
週末の釣りは、どうしようかな・・・
毎晩、遅い時間に帰宅する車の中でそんな事を考えていた
日曜日しか休めない事情では、先週に行った湖への遠征は無理だろうと
諦めていたが、友人のお誘いで再びチャンスが訪れた
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前日の土曜日には、別の友人達がここでフロートを出したが
雨と気温の低下で、先週よりは数は出なかったそうだが
そこそこ良い釣りをしたそうだ。後発隊の僕らはそれより条件は悪いだろうけど
釣れない事は無いだろうと、準備も不十分ながら日曜の早朝に車を走らせた
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天候は濃霧で夜には雨も降っていた事だろう
湖面は先週よりも濁りが入り、僕らの他には誰も居ない状況は別の湖に来たかのように
錯覚してしまう。

支度を済ませ、湖畔までの長い道のりを歩いた
車を停めた林道にはルアーマンが一人で支度をしていたようだが、まだまだ降りてくるには
時間がかかる事だろう、しかし僕達が歩いてきた獣道から誰か近づいてくる

ガサガサという、藪を漕ぐ音がどんどん迫って来る
上の林道にいたルアーマンが降りてくるには早すぎる・・・
なんせ、僕等が合った時はウエーダーも履いてない状態だったので、僕は不思議に思った
やがてその藪を漕ぐガサガサという音は獣道から反れて、道の無い方向へ移動し
湖畔から離れていく方向へと移動し、少しずつ遠のいて行った。

フロートに乗り水上から、ガサガサと音が移動していった方向を確認したが
湖畔にはルアーマンの姿や他の釣り人の姿は確認する事は出来なかった。

鹿?キツネ?・・・それとも・・・いやマイナス思考になるのは止めて釣りに専念しよう
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先週爆釣したポイントでは少ないながらも、グッドサイズのニジマスが連発する
中にはホウライマスも混じるが、ホウライマスのファイトとスピードはニジマスの比じゃない
先週もそう感じたが、今回は改めてそう思った。

しかし水温が低い早朝では、まだ活性のスイッチは入っていないようで
先週のように数限りなく釣れる状況ではなかった。

場所を休ませる為に上流へと移動する

上流では先週、サイズは良くないながらも数釣りができた
まだまだ時間が早いと思い岸に上がり休憩しようとフロートは岸沿いをトレースしていた
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その時、今まで聞いた事が無い、壮絶な音が静かな湖の静寂を切り裂くように轟いた

言葉で表現できないけど、文字で例えるなら「バリバリ!ドガッ!ゴロゴロ!ガガガッ!!」
分かり易く例えると、大きな岩が藪の斜面を木や笹薮を押し倒しながら転がる音

フロートに乗る僕のスグ横で、
とてつのなく大きな生き物が湖畔から藪の奥深く慌てて逃げ去る

近くにいた友人と顔を見合わせ苦笑い
これが一人の釣行だったらと思うとゾッとするし、
こんな苦笑いをする表情は強張っていたことだろう

これは間違いなく、湖畔近くにいたヒグマが僕の気配に気が付いて
ビックリして山奥へ逃げ去って行った音だろう、それもあの物音からすると
とても大きなヒグマだったと推測される

もし、朝一の準備段階で後ろから迫ってきたのがヒグマであるとしたら
今日一日で2匹のヒグマが近くに居た事になる
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今シーズンはあちこちでヒグマとの遭遇や確認情報が聞かれるが
異常気象などの要因と重なって、今年は危ない年なのかも知れない

みなさんもくれぐれもご用心してくださいね。 彼らは想像以上に近くに居るかも知れません。

この湖はニジマスも濃いけど、ヒグマの生息量も相当多い湖のようだ。
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by flymagic | 2007-07-23 23:56 | flyfishing
小さな湖への冒険
「シュルルルルー・・・シュルルルルルー・・・」
アンチリバースのリールから発せられる低く押さえ込むような逆転音

この初めて訪れた湖でヒットするレインボーの数を数えるのが可笑しくなるくらい、
何度も何度も、リールサウンドに酔いしれる
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巷では3連休の中日となった、日曜の早朝
友人の閃きと言うか、思いつきというか、彼の発案で僕ら3人は
今まで仲間内でも知り合いでも、誰も訪れた事が無い湖へと車を走らせた

地図にも載っていない、小さな湖
勿論、ここの情報も釣り方も、場所もアプローチの仕方も何も分からない
唯一の情報は国土地理院の白地図のみ、ただし場所が分かったからといって
湖へのアプローチが可能かどうかも分からない・・・
正に白紙の状態そして、それが僕らの冒険でもある
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現代は情報化時代
インターネットでは釣りの情報が飛び交い、雑誌や情報誌では釣り場が紹介され
そんな、情報が無ければ釣りに行くのが怖いというか、心細いというか
そんな情報化時代では、自分達の足で新しい釣り場を探すには勇気がいると思う。

多かれ少なかれ、僕も例に漏れず今回の冒険には正直、自信も無かったし不安だった

情報を多方面から、掻き集めてそれをポケット一杯に詰め込んで
準備万端で釣り場に行けば、それなりの釣りができるだろうしリスクも最小限に抑えられる。

でも、たまには少年の頃に戻って森の中を歩いたり、行ったことの無い山に登ったりと
ワクワクしながら、この丘の向こうには何があるのかな・・・?とか
森の中を探索して、小さな沼を見つけては大喜びした少年時代を思い出してみよう。
幼い頃の果てしなき好奇心や冒険心を再び、取り戻すのも良いのかなと思う。

何度も道を間違え、Uターンを繰り返してやっと見つけた小さな湖
車から降りて、周辺を走り回り湖へと降りる獣道を探す。
そして藪が少しだけ開けていて、湖へと降りれる獣道を見つける事ができた。

延々とフロートを担いで歩く事数十分、やっと湖畔に辿り着いた時には
僕ら3人は期待と不安に胸をトキメかせる、ワンパクな少年の顔に成っていた事だろう。
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とりあえず、フロートで使ういつものラインシステムを選択して湖へと漕ぎ出す
ホントにサカナは居るんだろうか?居たとしてもニジマスなのか、それともアメマスなのか?
そんな不安を解消するかのように、友人の一人が早速、ロッドを曲げている
急いで駆けつけて、ネットの中身を確認するとニジマスでは無くて
35cm程のホウライマスであった。

もう一人の友人も岸に上がって写真を撮っているようだ
後で聞くと、ドライフライで超特大級のニジマスが釣れたと興奮気味に話していた
1匹目から、こんな大きなニジマスが釣れると、ここの湖にはこんな大きなニジマスしか
居ないと思い込んでしまったそうだが、ここによく来る餌釣りの方にお聞きすると
こんなサイズのニジマスは見たことが無いそうで、
アベレージサイズは35cmくらいだと話されていたそうだ。
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とりあえずサカナは居る
いや、とりあえずなんてハンパ数では無いようだ

ベイトフィッシュは居ないようだけど、#4フックに巻いた“悪魔のフライ”にもニジマスが
次々にヒットする、もっと釣れるのでないかと思いフックサイズをどんどん小さくしていくと
ニジマスのサイズも、それに合わせるかのように小さくなっていく
#16フックまでサイズダウンしたが、そうするとお話にならないくらい小さな
ニジマスが釣れてしまう。

今日初めてここでロッドを振った感触では、#10フックに巻いたニンフが良好と判断した。

釣れて来るのは、ニジマスが8割、ホウライマス1割、ウグイ1割という感じであった

アベレージサイズ35cm・・・餌釣りの方が話されていたとうり
湖の上流域では、35cm前後のニジマスが次々へとヒットする
でも僕はここに来た時から、下流域の深場の方が気になってしょうがなかった

アベレージサイズはもう飽きた
もっと大きなニジマスを釣りたいという、淫らな欲望が僕を支配する

上流粋で釣りをしていれば、1日中ニジマスが釣れてる事だろう
でも、ここ一番で大物狙いの勝負に出るなら下流域だろうと判断して一人で移動を開始した。
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切り立った崖がそのまま湖面に突き刺さる、ここには岸に上がれる場所も殆ど無く
アウトレットへと流れ込む水流も速く、とても危険なポイントであった。
油断するとあっという間に、景色が変わっている。
フィンを漕ぐ両足にもついつい力が入る、1番気をつけなければいけないのは
サカナを掛けた時にやり取りに熱中して、自分の居場所を見失う事。
サカナを掛けたら、上流へと思いっきりフィンを漕ぎながら
自分のポジションを維持しなければならない。
(良い子のみなさんは絶対に真似しないでね)
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雨の雫が一滴だけ落ちるかのような、「ピチョ!」というよく見ていないと
見逃してしまうような小さなライズが時々ある。
それも、岸というか崖際数センチのところである、これぞフロートフィッシングの醍醐味である
と、岸際から20mほど下がって気配を殺しながら#10のニンフを岸際5cm以内に打ち込む
一投目で40cmオーバーのホウライマスがヒット、ホウライマスの引きはニジマスより
パワーがあり、そう簡単にネットには入ってくれなかった。

こんなサイズは珍しいので一度岸に上がり休憩も兼ねて撮影してリリース
再びフロートに乗り、1投目で又しても40cmオーバーのニジマスがヒットした
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今日初めての、ニジマスの良型を岸に上がって撮影してから
再びフロートに乗り1投目、今度も40cm遥かに越えたニジマスがヒットした。

ここから、今日の爆釣劇場が始まった
もう写真なんて撮ってる場合じゃない、カメラをベストのポケットに仕舞い込んで
まるで、カラフトマスの絨毯がそこにあるのかと勘違いするかのように
釣っては放しを繰り返し、呆れるくらいニジマスを釣りまくった。

いったい、この湖にはどれだけの数のニジマスがいるのだろうか?
しかも、すべてが放流魚ではなくネイティブなレインボーだ。

その後も、岸際数センチにさえフライをターンさせて打ち込めさえすれば
良型のニジマスが連続ヒットするではないか、ワンキャストワンヒットで
下の画像のような尾鰭の筋肉が発達したニジマスが必ずヒットする、
というか勝手に釣れてしまう感じだった。
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こんな面白い事を独り占めしてはいけないと、友人を連れて来て2人で
ニジマスの爆釣劇を思う存分楽しんだ

初めて訪れたこの湖で、まさかこんなに良型のニジマスが釣れるなんて誰が想像しただろう。
僕の経験からも、友人達の長いフライフィッシングの経験からしても
今回のように良型のニジマスが、こんなに釣れたことは無いし多分これからも無いだろう。

群れで移動するアメマスが沸いた、という事は聞いた事はあるけど
ニジマスが沸いたなんて事は聞いたことも無いし見たことも無い。

でも、信じられない事に実際に目の前でニジマスが沸いている。

僕達の冒険は想像を絶する、驚くべき結果へと繋がった
気温も下がり、無風で条件的には良くなかったとは思うが、約6時間で30匹程のニジマスが
釣れたのだから、活性が上がりニジマス達の捕食のスイッチがONになったら
この湖はいったい、どんな事になるんだろう
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いつもなら、釣れなくなったら帰る気になるんだけど
この日は、次々へと釣れ続けるなか強靭な精神力で僕の釣り欲を抑え込んで
今日の釣りに終止符を打った。

しかし、これが最後の一投なんて言いながら納得のいくサイズが出るまで
キャストし続けたのは言うまでも無かったのです。

岸に上がり、モタモタと後始末に遅れをとる僕を置いてきぼりにして
そそくさと車に戻って行った友人達の今日の釣り自慢をする満足げな大きな声と笑い声は、
森の中に響き渡っていた。

男は幾つになっても、フライロッドを持つと少年に戻れるんだね(笑)。
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by flymagic | 2007-07-15 21:23 | flyfishing
DeepBlue
今日は風の強い1日だった

愛用のフロートに腰掛け、沖へとゆっくりと漕ぎ出す
途中、何度も振り返りながら進行方向を確かめてると
僕の後ろを、50cmを遥かに超えた大きなブラウントラウトが悠々と泳ぎ去る
光景が目に入った。 しばらく漕ぐ足を止めて大きなブラウントラウトが
見えなくなるまで鑑賞する事にした。

手を伸ばせば届きそうな距離だけど、やがて彼はDeepBlueの世界へと戻って行った
きっと、朝の早い時間帯に浅瀬へと餌を探しに来ていたのだろう、
あんな大きなブラウントラウトは、しばらくお目にかかってないと
思いながらも今日はここで、釣れる予感が頭を過ぎった。
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湖面に帯を成して浮かぶ、ユスリカのシャック
数日前には、ここでユスリカの大量ハッチが有った事であろう
そうなると、ユスリカを偏食しつくしたブラウントラウトは満腹感に満たされ
フライへの反応は渋くなると考えられる
その証拠に、ライズはほとんど無く湖面にはユスリカのシャックが漂うだけだった

阿寒湖でユスリカの釣りにソフトハックルフライを試してみるが、
想像どうりアタリも何も無い・・・・でも、間違いなくブラウントラウトはいる
さて、どうする・・・? 何のフライを結ぶ・・・?
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湖でフライの選択に迷ったら、必ず結ぶのがゴールデンオリーブの悪魔のフライ
マッチ・ザ・ハッチが通用しない時に、ブラウントラウトの本能なる闘争心を
カキ立たせる、まったくもって鱒達には有り難くないフライである

朝一番で見た大きなブラウントラウトが消えて行った、駆け上がり付近に沈め
一気に浮上させるようにリトリーブを開始した
フライを悪魔のフライに交換して1投目、あっけなく結果はでた

1匹釣れた直後に、悪魔のフライをティペットから切り離し
また別のフライを結ぶ、何が本当のヒットパターンなのか試行錯誤を繰り返す
そして、また何時もの釣れない時間が続いた
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今日の風は一向に収まる気配が無い、フォローの風に乗って伸びていくラインは
気持ちよく飛んでくれるのだけど、追い風にフロートごと流されて
ラインが着水しても、テンションを保つ事ができなかった。
フロートでの醍醐味でもある、岸際でのヒットは今日は1回だけ
全てのキャストでテンションを取れなかった事が敗因だと思う

この不利な風を、克服すべく左側から風を受けるポジションを取ってキャストを続けた
釣れない時間帯にシビレを切らせ、ティペットには開発途中の“悪魔のフライⅡ”を結んだ。
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微笑みを浮かべるブラウントラウト
僕に釣られて何が嬉しいのか? こんな表情のブラウントラウトに出会うと
自分でも可笑しく愉快な気持ちになる。 
本当は笑ってる訳では無いのは承知のうえだけどね。

風は相変わらず強いけど、夏の太陽光線が照りつける真昼の湖では
ブラウントラウトも湖底の奥深く潜ってしまうか、水草の中に隠れているようだ。
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今日のヒットゾーンはベタ底
“悪魔のフライⅡ”は太陽光線の届かない層でも効果があった

最後にしようと、今日のラストキャスト
大きなブラウントラウトと言うには、物足りないけど僕にとっては十分満足なサイズ
のブラウントラウトが“悪魔のフライⅡ”咥えてくれた

ブラウントラウトの潜水パワーが#6ロッドをグングンと曲げ、アンチリバースのリールが
低くうなりながら逆転する
重量感で腕がだるくなる感覚に耐えながら、リールファイトを楽しんだ
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今日の9匹目に釣れたブラウントラウトは
今シーズン初めて出会う、重量感のあるブラウントラウト

僕は少し弱ったブラウントラウトの体を支え体力の回復を待った
そっと手から離れて、湖底の吸い込まれるような青い色に
溶け込んで見えなくなるまで、ブラウントラウトを見送っていた。

そこには、DeepBlueの湖面だけが残り、沈黙という分厚いカーテンを閉ざしていた。
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by flymagic | 2007-07-08 00:34 | flyfishing
2代目フローターシューズ
フロートの推進力の源は両足に着けたフィンから生まれる
そのフィンを装着する為のシューズがこれ、フローターシューズ。

以前はリバレイから発売されていた、フローターシューズを使っていたが
7年以上の過酷な使用で破けてしまい、まるでボロボロの雑巾のようになってしまった。

最近はリバレイから、ブーツフットのウエーダーでも装着可能なフィンが発売され
基本的にはブーツフットのネオプレーンでリバレイ製のコンパクトなフィンを装着するのが
スタンダードなスタイルとなっているようだ。

僕の場合はネオプレーンのストッキングタイプにフローターシューズを履くようにしている
理由はブーツフットでは足首の自由が利かない事と重いこと
そして僕のフィンがフロート用では無く、ダイバー用の大型のフィンであるため
ダイバーが履くのと同じような小型のシューズが必要であると言う事。
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僕がダイバー用のフィンを使う理由は、推進力が高い事
1回のストロークで進う距離がけっこう違う、でも足に掛かる負担は覚悟しなければならない。

そこで、ボロボロになったフローターシューズを新調しようと思ったが
なんせ2年前以上に、リバレイ製のフローターシューズは生産中止になってしまい
購入不可能なので代替品となるウォーターシューズ探し続けていた。

高額な代金を支払えば代替品として考える、ナイキやパタゴニアなどの
高級ウォーターシューズは買えるのだけど
フロートの道具にはお金を掛けたくないので、この2年間探し続けて
やっと見つけたのが、この某メーカー品のウォーターシューズ。

近所の大手ショッピングモールにテナントで入っている大手シューズショップの
チラシで発見、速攻で買いに行き先日の湖でテストしたが軽量で水切れが良く
ソールも起伏があって山道を歩くにも重宝しそうな感じだった

そして何より嬉しいのは、¥2,000でお釣りが来る価格で買えた事でした。
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by flymagic | 2007-07-04 21:46 | fishing tool
無重力と小宇宙
今日も愛用のフロートチューブにまたがり、初夏の湖へと漕ぎ出す
先週は蒸し暑かったこの湖も前日の雨と低温ですっかり夏を忘れてしまったようだ

前の週は良くても今週はダメ・・・まして、雨降りの翌日は良いことが無い
そんなことは百も承知の上で、ここまで一人でやってきたんだけど
わずかな期待を抱いてなかったと言えば、ウソになるけどね。
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無重力・・・フロートにお乗りの方なら1度はそう思われた方も少なくないと思う
重力を感じるとしたら、この上で鱒がヒットして力強く湖底に向けて鱒が潜り
ロッドをグイグイと曲げ激しいファイトをする時と
波にもまれ、バシャバシャとフロートが水面を叩く音を聞いたとき

地に足がついてないという、非日常の状況を感じる事が出来るのも
フロートアングラーの特権だろうけど、常にフィンを漕いでいる
脹脛と太腿には、かなりの負担が掛かってる事だろう、
その証拠に今日も太腿の裏側が激しく攣ってしまった
この時ばかりは、言葉では表現できない苦しみと、直らなかったら帰れないという
不安が過ぎり、ひたすらフロートの上でモガキ苦しむのです。
でも言い換えれば、持久力運動をしてる事になるんで
自分では健康の為と良い様に考えてるんです。
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ガッ!という超ショートバイトが多い日は釣れない日
ドキッ!として心臓が喉から飛び出しそうになるくらいの超ショートバイトが忘れた頃に
やってくる、その相手が大きいか小さいかは分からないけど
期待したり、想像したりとそれはそれで楽しいものだね。

今日は3匹のニジマスが釣れてくれた
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人が多く入った湖は相当プレッシャーが高いようで、アタリも皆無
風も無く、ベタ凪でお天道様がカンカンに照り付ければそれも当たり前なのかな

釣り人がいない静かなポイントを探して、悪魔のフライを引き続ける
先週と同じポイントで思惑どうりのニジマスをヒットさせたが
サイズは先週よりも少し小さいかな・・・まあ、今日はボーズを覚悟したくらい
渋かったから、僕にしてみれば上出来かもしれないね。

後半は、強風に見舞われ、湖面には白波が立ち始め
ゴムボートで釣っていたアングラー達は焦って戻りだしたけど、
重心の低いフロートは少々の波ではビクトモしないので逆にチャンスと考えたけど、
やはり、今日の渋い状況は代わり映えせずに沈黙を保つばかりだった
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湖面に立つ白波が山並みにもうすぐ隠れようとする夕日にキラキラと照らされ
対岸が逆光で黒ずんで見え、無重力状態の僕は宇宙から地球を見下ろしたら
きっとこんな景色が広がってるんだろうかと、まだ見た事が無い世界を想像してみた

そして、そこには僕だけの小宇宙が広がっていた。
そんな世界を見ることが出来る、釣りってやっぱり好きだなぁ
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by flymagic | 2007-07-03 00:29 | flyfishing
Self portrait vol.2
今年も半年が過ぎ、季節はもうすでに夏と言っても良いはずの7月
なのに、先日からグッと気温も下がり、しかも降雨による水温の低下で活性はイマイチ

先週は少しだけ良い思いをさせてくれた湖も
今日は満員御礼でニジマス達は午後から打ち止めの様子だったね

さて、そんな釣れない日は湖畔を流れる心地いい風のサウンドを聞きながら、
フローターのポケットからバナナと赤飯のおにぎりを取り出して、烏龍茶を飲む。

そうだ、今日の釣れない思い出にセルフポートレートを撮っておこう
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Lt_cahillさんから出された今回のSelf portraitの課題は“ローアングル”

デジカメを安定しない地面に置いて、しゃがみこんでファインダーを覗く
セルフタイマーをセットしたら、自分との打ち合わせどうりの場所へ駆け込む!

これって傍から見たら、かなり怪しい行動だと思う・・・けれど、勇気を出して撮ってみよう!

もちろんモノクロームでね。

えっ?今回のレポは?って?  それは、明後日ということでね!
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by flymagic | 2007-07-01 21:17 | Self portrait