気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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カテゴリ:flyfishing( 218 )
初冬の十勝川 18尾のアメマス
金曜日の夕方から降りだした雨は僕たちが出発する時間には雪に変わっていた。
道東の十勝方面でもアメダスの降水量をみたら十勝川上流域では
わずかな雨が夕方から降ったり止んだりしていたようだった。
多少の濁りが入っているのは百も承知の上で僕らは深夜の高速を東へと走る。
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十勝平原を赤く染めるような朝焼けの空は今回は見ることが出来なかったのは
放射冷却による身を切るような寒さにも会わずに済むという代償だろうか、
ロッドガイドが凍りつくような寒さの中で釣りをするシーンはピーンとした乾いた空気と
東の空から差し込む柔らかい太陽光線が優しく感じて個人的には嫌いでは無いのだけれど。
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足の裏にカイロを貼り付けてゴアテクス製のソックスを履きネオプレーンのウエーダーを履く。
手にはいつものボロボロになったウィンドストッパー製のグローブをはいて川へと歩き出す。
そして胸には今日は大きなアメマスに会えるようにと期待と願いを込めて。
大きなアメマスというのは、前回となりで釣っていたルアーマンが
上げたような70cmを遥かに超えるようなアメマスの事。
自分にとっては未知の世界というものを覗き込んでみたいものだ。
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静に川に立ち込みリールからシューティングスペイラインを引き出す。
先端はタイプ8のティップにリーダーは1xのフロロカーボン、その先には
いつものチャートリュースカラーのフライを結んだ。
一番手前の流れの筋にフライを送り込むと、1投目で元気なアメマスがロッドを曲げてくれた。
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一尾目はあっけなくバレテしまったけど、
2尾目がヒットするまでにはさほどの時間は必要なかった。
しかし、サイズは僕にとってのアベレージサイズで先週のように
1尾目のドラマは当然のように起こることは無かった。
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その後もワンキャストワンヒットで元気なアメマスが連発でヒットする。
10尾目までカウントして上流に居た友人にポイントを譲り
僕はその上の上流側へと大きなアメマスを求めて歩き出した。
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そこでも遡上系の海アメのように太陽の光をキラキラと反射させる
美しいアメマスが連続してヒットする。

それにしても上流からの北よりの強風は体温を低下させ指先の痺れを連れてくる。
寒さと小型のアメマスの猛攻に耐え切れなくなり右岸から左岸に移動したのは
10時過ぎの事だった。
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左岸でも特にアメマスのサイズは代わり映えしなかったけど
右岸のアメマスよりも輝いて見えたのは、日差しの悪戯なんだろうか。

午後からはアメマス達の活性も一段と下がりフライのローテイションを余儀なくされた。
チャートリュース系の悪魔のフライを中心にビーズヘッドパターンや
ゴールデンオリーブも人気があったようだ。

18尾目のアメマスをリリースし終わったところで友人から
そろそろ帰りませんか?という今日の釣りを終了する電話が入った。

気が付いたら時計の針は午後3時を指そうという時間になっていた、
子供のように時間の経つのを忘れて遊んでいたようだった。
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今回も期待していた大きなアメマスには会えずじまいに終わったけど、
来週のラストチャンスにもう一度チャレンジしてみようと思っている。

                                   
                                    11月28日 十勝川の畔にて
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by flymagic | 2009-11-29 22:46 | flyfishing
初冬の十勝川、1尾の価値観
気が付いたら休みが無かったり天候が悪かったとかで、約3週間もロッドを握ってなかった。

11月も終盤にさしかかった3連休の中日、僕達は初冬の十勝川を訪れた。
朝の気温は車の温度計で-7℃と強烈な冷え込みだった。
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きっと太陽が高く昇るまでは、ロッドもガイドもリールも一瞬で氷の塊となり、
グローブを履いた手でガイドの氷を一回ずつ取ってキャスティングをする事になるであろう。
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K・BULLET SD#8に5.5mのインターミディエイトボディーに、
先端はチェンジャブルの4.5mのシンクレートの異なるテップを交換できるようにした
全長10mのラインを巻き込んだリールをセットした。
今日はシンクティプはタイプ8を選択し、ロッドのジョイントにテーピングを済ませた。

初冬の十勝川で最初のポイントは背後にバックスペースが無く足元から
急深でスペイキャストでないと釣りにはならない場所を選択した。

身を切るような厳寒の十勝川に立ちこみ入り僕はシューティング・スペイでアメマスを狙う。

先週のまとまった雨で増水と濁りが心配だったけど、まあ何とかなる状況に一安心だった。
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フライがターンして着水とほぼ同時に水面が割れたのは、釣り始めて数分も経たなかった。
グン!グン!と首を振るアメマス特有のファイトはトルクフルで大きな尾鰭を持つ
アメマスだという事はスグに分かった。

ふっ!とラインのテンションが緩んだ時に慌ててロッドをあおったら、
今度はもの凄い勢いで下流に走り出した。
ラインをリールに巻き取ってディスクドラグを締めて、慎重にやり取りして
友人の差し出してくれたネットに納まったのは61cmのアメマスだった。

しかし、フッキングしていたのは・・・尾鰭・・・?
確かに最初にロッドをとおして伝わってきた感触は、
首を盛んに振るアメマス特有のものだった・・・
テンションが緩んだ時にフックアウトして、再び尾鰭に掛かったのだろうか・・・?

何だかよくは分からないけど、最初の1尾が大きなアメマスだという事は嬉しかった。
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太陽が昇り、背後の木々の隙間から日差しを浴びても、気温の上昇はさほど望めず、
ウェーディングで濡れたレインジャケットも凍りつく。

まだ冬の寒さに慣れてないカラダは、ガタガタと震えがきて釣りに集中できなかった。
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飽きない程度にアメマスが連続でヒットしてくれれば、集中力も続くのだけど
期待とは裏腹に今日の十勝川のアメマスは小降りで数も少なかった感じがした。

午前中は結局、3匹のアメマスにしか出会う事が出来なかったのだから・・・
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時計の針が午前11時を指す頃から、初冬の低い太陽が輝きだし
気温もあがり、清清しく何とも気持のいい天気に恵まれる事になった。

友人達とお湯を沸かし、ランチタイム。
こんなゆっくりとした時間も十勝川での楽しみの一つになったような気がする。
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午後からも、さほどアメマス達の活性は上がらず
僕は4匹の小さなアメマスしかヒットしなかったけど、
もし、ここが十勝川ではなく他のシビアなポイントであるならば、
きっと40cm程の小さなアメマスでも僕にとっては喜ばしく感じられる事だろう。

十勝川は大きなアメマスが沢山釣れて当然だという、甘い期待は
1尾の価値観を変えてしまうのかもしれない。

                             
                                  11月22日 十勝川右岸の畔にて
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by flymagic | 2009-11-23 21:11 | flyfishing
今年1番の冷え込み、そして道東有名河川
今年もまたボロボロに破れたグローブを履いて釣りをする季節がやってきた。
この秋一番の冷え込みになったであろう10月の最終土曜日。
道東の有名河川で迎えた夜明けは草原に白く霜が下り
川からは水蒸気があがり、水温よりも気温の方が低い事を物語っていた。
前日の天気予報では朝の最低気温は-4℃と言っていたのも、
まんざら外れてはいなかったようだ。
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ピーンと張り詰めた空気の中でロッドを振る。
しかし、一瞬でガイドは氷の塊と化しキャスティングを困難にさせていた。
9ft#6のロッドにフローティングラインを巻いたリールをセットする
リーダーの先端にはウエイト付きのエッグフライ、そしてその後ろにはインジケーターを
取り付けるのが、この川での定番のスタイルは言わずと知れたルースニング。
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でも僕はこの釣り方のは抵抗があり、何度やっても好きになれない・・・
でもこの好きになれない理由は上手くいかないから・・・という事情もあっての事。
上手くいかないという事は釣れないという事・・・じゃあ釣れたら好きに成るの?
と自分に問いかけてみても、フライラインとリーダーの途中にあれこれゴチャゴチャ付いてる
スタイルは釣れようが釣れまいが僕の好みじゃない。
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好きなモノはとことん好きだし、嫌いなモノは見るのも触るのも嫌なくらいなのが僕の性格。
だけど、一応は北海道でフライフィッシングをやってるからは、
この有名河川で人並み以下くらいで良いから釣れるようになりたいという欲望はある。
そんな訳で今年も最初で最後の道東有名河川でアメマスを狙う事にした。
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朝の冷え込み、水位の低下と活性が良いハズは無いのは当然の事なんだけど、
それでも数投目でアメマスが僕のエッグフライを咥えてくれた時は
ウレシさで寒さも忘れてくれるくらいだったけど、ここでバレテしまうのは僕の得意技か・・・
ナチュラルにインジケーターを流そうとしてもアメマス達は
流心の向こう側にいるもんだからどうも上手く流せなかった。
それでもマグレで流れてくれた時は元気の良いアメマスがヒットした。
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まあ、こんな活性の悪い日で、辛うじて2桁のアメマスが釣れたのだから
ルースニングの苦手な僕は贅沢は言えないね。
道東の有名河川で過ごした寒い一日はルースニングの苦手な僕には
いい勉強になった充実の時間だったのかもしれない。
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しかしながら、僕の願いはここのアメマス達が無事に越冬し
春に降海して栄養が豊な海で丸々と太り、
夏の海でツーハンドから放たれた、僕のフライを咥えてくれる事に他ならない。
また気が向けば来年もこの川を訪れてルースニングを練習してみようかなと思っている。
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                                        茶路川中流域の畔にて
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by flymagic | 2009-11-01 14:01 | flyfishing
深まる秋の湖
10月4週目の土曜日、僕達は今シーズン最後になると思われる
道北の湖を訪れてみた。

前回とは違って風も無く穏やかな湖面には深まった秋の冷たい風が弱く吹いていた。
しかし、風向きは前回とは逆で北よりの冷たい風だった。
その風が僕の感覚という歯車を少しずつ狂わせ始めたとは、この時まだ気が付かなかった。
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水温も爪先が痺れるくらい冷たく感じ、グローブをはめない指先も冷えて腫れはじめていた。
こんな冷え込んだ朝は日も高く上がらないと、ニジマスたちの活性も上がらない事だろう。
日の出と同時にフロートに乗り前回釣れたポイントを攻めるけど
まったく反応は無く、相変わらずここの湖はポイントの掴みどころが無いと実感した。
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今年初めてここで、こんな幼いニジマスをヒットさせたけど、
数年後には、僕がウットリしてしまうくらいの体高のあるボデーに成る事だろう。
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この日、唯一ロッドをギュン!と絞り込んだのは、釣りを終了する間際の出来事だった。
深場で掛かるニジマスは、下へ下へと潜り込み、良いファイトをしてくれた。
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今回はネットから、はみ出すサイズのニジマスには会えなかったけど、
まぁ、これくらいの釣果は僕にとってはいつもの事、前回までが出来過ぎだったんだ。
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僕が対岸でモグラタタキをしてる間に、御先輩達2名が良型のニジマスを
ダブルヒット! こんな出来事が起こるのもここの魅力なのかもしれない。
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20インチにはわずかに届かなかった2尾だけど、僕がその場に居合わせたら
トリプルヒット!なんて事は起こるわけが無いけど、仲間が良いサイズを釣って
嬉しそうにしていると僕も嬉しく感じ、ここに来て良かったなと思う時でもある。
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今回は全てのタイミングという歯車がズレていたような気がする。
そんな時は、どこで何をやっても上手くいかないもので
左手で持つラインからフライの動きの感覚がつかめない1日だった。
それも自分の実力のうちだと、潔く諦めるしか無いだろう。
また来年チャンスがあれば、秋のグッドコンディションのニジマスに会いに
ここを訪れる事が出来たら良いなと思いながら、荷台に荷物を積み込んだ。
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by flymagic | 2009-10-25 17:43 | flyfishing
秋の支笏湖での独り言
ぐずついた天候ながら、高めの気温だった秋の1日。
久しぶりにK・Bullet SD #8を持って支笏湖を訪れてみた。
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この場所にはフライを始めた頃には、よく通ったもんだけど、
最近はすっかりご無沙汰していたが、管理人のおじさんの懐かしい顔を見ると
当時、小さなブラウントラウトを釣ってはウキウキと喜んでいた自分が懐かしく思えた。

しかし、今日の目的は本来の釣りではなく昨年に自作して使用していた、
4ティップ チェンジャブルのシューティングスペイラインの不満な箇所を、
あれこれといじってテーパーや長さを変えてみたので、テストをする意味で足を運んでみた。

初冬の十勝川をイメージして腰くらいまでウェーディングしてのキャスティング。
カラダが開いてロッドを後方のブッシュに引っ掛けないように、軸足の右足を前にして
シューティングスペイで2時間くらい練習してみたけど、これくらい飛べば釣りに成るかな・・・
といったレベルで、ラインをN字に折りたたんでロッドを後方に持っていく角度までで
シューティングスペイが上手行く、行かないが決まってしまい、キャスティングには
相変わらずムラだらけで、練習してもきりが無い・・・

しばらくはやってなかったから、地道な練習が必要なんだけど、
他の釣り方でも楽しみたいし、オールマイティーにこなすのは難しい事ですね(笑)。
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by flymagic | 2009-10-18 19:48 | flyfishing
ドラマは朝の30分
先週よりも1時間ほど早く到着した道北のダム湖は、
台風の影響だろうか、水位も上昇し水温も先週よりも明らかに下がっていた。

天候が回復するのを待って3連休の最終日に先週に引き続き
訪れてみたが、前日の予報どおり朝の風速は8m以上だったような気がする。
日も高く登るにつれて、風速は南西の風が10mになるという。
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僕達は夜も明けぬうちから準備して、夜明けと同時にフロートに乗り込んで
向かい風が強く吹き出す前にポイントを目指す事にした。

僕は先週は太くて大きなニジマスと出会う事が出来たが、今週も1尾でも良いから
重量感のあるニジマスのファイトを味わいたいという欲求に満ち溢れていた。

目的地のインレットまでは30分近くはフィンを漕ぎ続けなければばらない。
出来るだけ最短コースを辿って、体力の消耗を防ぎたいものだ。

どこでニジマスがフライを見つけてアタックしてくるか気が抜けない。
夜も開けてスグの時間帯は警戒心も薄れ、捕食のスイッチが入ってるかもしれない。

僕はラインのテンションが取れる方向にキャスト&リトリーブを繰り返しながら
全力でフィンを漕いでいた。
フライの着水と同時にリトリーブを繰り返してしたので、フライはさほど沈んでなかったと思う。
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フロートに乗り込んでから15分で僕のロッドは重量感のあるニジマスに曲げられる事になる。
まさか、こんな湖のど真ん中でヒットするなんて・・・小型のニジマスなら良くある話しなんだけど正直驚いた。
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重量感溢れるパワーと機敏なスピードに魅了されネットに納めたのは45cmを少し超えた
鰭の大きな体高のある綺麗なニジマスだった。
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友人に写真を撮ってもらい、即リリースして再びポイントへとフィンを漕ぐ。
しかし、最終的には今日のポイントはお目当てのインレットではなく
何の変哲も無い湖のど真中であろうとは誰も知る由も無かった。
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僕のファーストヒットの後にスグに友人のロッドも良型のニジマスに曲げれた。
しかし、根に潜られてラインブレイク! きっと大きくて元気なニジマスだったんだろう。

風は益々、強く吹き始めフロートに乗った僕は前後左右に大きく揺れる。
遠くを見てないと船酔いになってしまうほど、湖面は海のように白波が立っていた。

フィンを力強く漕いでバランスを保ちながら、数投もしただろうか
ファーストヒットの時よりもドッシリとした根掛かりのようなアタリが再び来た。
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水面が炸裂し鮮やかなレッドバンドが見えた瞬間、太い魚体が明らかになる。
ラインをリールに巻き取りディスクドラグを閉めながらファイトを楽しむ。
釣り始めて30分で、こんなコンディションの良いニジマスに出会えて幸せな一時だった。
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20インチまでには1インチ程足りなかったけど、僕にしてみれば十分すぎるサイズだった。
岸が近ければ喜んで上陸して画像に納めるんだけど、岸にたどり着く頃には
このニジマスも弱ってしまう事だろう。
フロートの上でまた友人に記念写真を撮って頂いただき、リリースを終了してポイントを再び目指した。
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目的のインレットに辿り着いた頃には、なぜか風は止んで柔らかな日差しが差し込んできたが、その安息の時間も束の間で、西よりの風は再び強く吹き始めた。

水温の低下と水位の上昇が影響したんだろうか?
前回好調だった、この場所では友人が小型のニジマスを数匹ヒットさせただけだった。
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お昼近くまでインレットで粘ったが、僕には何も起こらなかった。
そして、その時に今日のポイントはココではなく、最初に友人と3連続ヒットした
湖のど真中がポイントだと気が付くことになる。
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しかし移動を始めた頃には、まるで台風のようなモノ凄い強風で釣りを諦めるしかなかった。
最後にキャストしたラインはグチャグチャに崩れ落ち、テンションを取り戻した時に
朝一のポイントで三度ニジマスがヒットしたが、水面で暴れるニジマスのクチから
悪魔のフライは外れた時に、僕はロッドを納める決心が付いた。

今日のラッキータイムは朝の30分だけだったようだ。
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少しずつだけど、苦手だったこのダム湖の攻略法が見えてきたような気がする。
今シーズンは無理かもしれないけど、何時の日か必ず2年前のような大きなニジマスを
ネットに納めるという野望は捨てきれない。
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by flymagic | 2009-10-13 21:41 | flyfishing
尖った尾びれに会いに行く休日
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2年前の10月下旬、尖った巨大な尾びれが水面を叩き、
真っ赤なレッドバンドが水面直下に見えていた。

僕にはそのとてつもなく、大きなニジマスの疾走を止める技術も無く
フロロカーボンのリーダーは無情にも切れていた。

そんなほろ苦いシーンは今でも消える事無く僕の脳裏にしっかりと焼きついている。

そして、いつかは必ず尖った尾びれの大きなニジマスを釣り上げるという目標も。
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週末の天気予報は悪くは無かった。
だけど金曜日に降った雨の影響で土曜日は水温も下がり条件は良くはない事だろう。
日曜日に徹夜で道北まで車を走らせるのは辛いけど、
少しでも条件の良い日に釣りをしたいと思い日曜日に釣行を決めた。

風速9mと日曜日は強風の予報だったが、友人達と道北のダム湖に着いた早朝は
無風で快晴だったけど、日も高く上がると、きっと南西の風が強く吹く事だろう。
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風が強くなる前にインレットのポイントに着こうとフロートに乗りフィンを漕ぎ出したら
案の定、湖畔の森が揺れ動きだし、厳しい向かい風が吹き始めた。

湖面は波立ち、背中から飛沫を浴びながらインレットに着いたけど、
僕が狙おうとしたポイントの水面下には、まだ水草が生い茂り
シンキングラインでの釣りは不可能だった。

ここで釣るイメージは崩れ、僕はどこで、どうやってニジマスを釣ったら良いのか
分からなくなり、釣れるイメージと釣れる気はどんどん無くなった行った。
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友人達は、この時点ですでに1尾づつニジマスを釣り上げていた。
しかし僕の黒いビーズヘッドのフライには、まったく反応が無いまま時間だけが過ぎていく。

フライもラインのシンクレートも全て同じなのに・・・なぜ?
益々、どうしていいのか分からなくなり、「やはりこのダム湖は苦手なんだ」という
負け犬の捨て台詞を心に中で呟いていたのかもしれない。

時計の針は11時を過ぎていた、釣り始めて4時間以上も経過してしまった。
気分を変えようと、一度上陸してコンビニで買った濃厚なカスタードクリームが詰まった
シュークリームを食べながら、湖面を眺め考えた。

ニジマスの通り道を狙おう。
すると雲が切れて太陽が湖面を照らし出すと、湖面の浅い部分と深い部分のコントラストが
ハッキリと見えた。 そう、駆け上がりの部分を確認する事が出来た。
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あそこに浮いてロッドティップはこの位置で、あっちに投げてあそこを引いてくると
ゴン!とあの倒木の手前で来るな・・・とブツブツ呟きながらイメージを膨らませ
再びフロートに乗り込んだ。まあ、思ったとおりには行くハズは無いのだけど、
ロッドを振らなきゃ何も起こらないし始まらない。

自分のスタイルで釣る。
僕は3xのリーダーに結んでいた黒のビーズヘッドの小さなフライを切り、
#4フックに巻いた悪魔のフライをここで初めて結んだ。

上流からの強風で常にフィンを漕いでないと、あっという間に流される。
強風でバックキャストは後ろに伸ばせないけど、フライは追い風に乗って完璧にターンした。

悪魔のフライを投げだして、3投目で来た!
が!このニジマスはバレテしまった・・・
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反応はある。
これで少しは釣れる気になってきた。

今度は左方向に投げるが、風で6番ラインは下流へと流され思った場所にラインが落ちない。
一瞬、風が止んだスキにロングキャストを試みると、珍しくフライは完璧にターンした。

リトリーブは5回目でラインを引く左手が止った。

ラインを抑えるスリッピングガードを着けた右手の薬指に力が入りロッドを立てた。
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水面が何度も炸裂し、派手なジャンプをしたと思ったら水面下に猛スピードで潜りだす。
2年前の嫌な思いでが脳裏を横切るが、LOOPのリールのドラグを閉めながら
深い場所へとロッドにしがみ付きながら連れて行く。
湖底の倒木には巻かれないようにしなければ、こいつは取れない。

1度目のランディングに失敗して丘に居た友人から罵声が飛ぶ。
もう少し弱らせて時間を掛けて2度目のランディングでネットに納めたのは
頬がオレンジ色で体高のある、尾びれが尖ったネイティブなニジマスだった。

友人に計測してもらい、写真を撮ってもらい至福のひと時に酔いしれる。
2年前にバラシたニジマスよりは小さいけど、20インチオーバーのニジマスは嬉しかった。
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友人にも20インチオーバーのニジマスが来た。
この釣れた時間帯だけが、風も弱まり太陽光が湖面へと燦燦と照りつけていた。

きっと束の間の晴れ間なんだろう、
このチャンスに釣らないとニジマス達の狩の時間帯は終わってしまうかもしれない。

ニジマスの活性の良い時間帯が僕の活性の良い時間帯と重なったようだ。
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立て続けにヒットするがバレテしまう。
きっとリトリーブのスピードが速いのだろうか?

リトリーブを長めに取りリトリーブの間隔を1秒ほどとるリトリーブを試みる

フライラインの先端がロッドティップに入る寸前で、左手に持つラインは
もの凄いスピードで引きずり出された。
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2匹目は20インチには僅かに、届かなかったけど
尾びれの両端がツンと尖った、体高のある綺麗なニジマスだった。

サメのように尾びれの両端が三角形に尖がった尾びれはネイティブの証だと思う。
養魚所生まれで放流魚の面影があるニジマスとは別格のスピードと瞬発力は
この尾びれを持つトラウトならではの物だと思う。

そんなニジマスが悪魔のフライをガッチリと咥えてくれるのは最高に嬉しい。
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こんな川とダムを行き来するニジマス達。
前回訪れた、道東のダム湖のような数釣りは出来ないけど
ヒットしたニジマスは、どれも太くて大きくファイトも素晴らしい。
だけどシンキングラインで釣れるのは、このサイズが限界なんじゃ無いのかなと思う。

捕食行動のスイッチが入りドライフライに容赦なく出るようなタイミングに会えば
もっと大きなニジマスも動くのではないかと思う。
何度も釣られて大きくなったニジマスは目の前をフライが横切ったくらいじゃ
見切ってしまう事だろう。 だから大きく成れたし頭も良い事だろう。

しかし、水面下でもブラウントラウトのように捕食のスイッチが入る事も有り得る訳だから
悪魔のフライでもっと大きなニジマスに会う事も出来るかもしれない。
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今シーズン、再びここを訪れるか分からないけど2年前の屈辱は今回で忘れてはならない。
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by flymagic | 2009-10-05 21:02 | flyfishing
始まる紅葉とレッドバンド
9月3週目の土曜日
紅葉が始まりだした道東の湖を友人達と訪れてみた。

5連休ということもあり、深夜の高速道路もいつもより車も多く
予定していたよりも時間がかかってしまい、到着した頃にはすっかり夜も明けていた。
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秋の収穫前のどこか賑やかに見えるトウキビ畑や田園が車窓から見えると、
カラフトマスシーズンが終わると、あっという間に今シーズンも終わり
冬の厳しい釣りがまた始まるんだと、ふと思いに耽ってしまう。
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秋の気配が深まった、この山の上にある小さな湖で約1年ぶりにロッドを振る。
水位はいつもより多く、水温も思ったより低く、水の流れも止まっているので
この湖に住むニジマスの活性は著しく低く、釣れない時間が長かった。
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こんな状況では大きなニジマスは動く事は無いのだろうか?
釣れてくるのは、いずれも小型のニジマスばかりだったけど、
春のニジマスと違いコンディションは良いようで9ft#6のロッドを気持ちよく曲げてくれた。
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日も高く上がり秋の乾いた空気をとおして伝わってくる日差しが湖の水温を
上昇し始めると、あちらこちらでライズが始まりだす。
僕のお気に入りのアウトレットの崖下でも、大き目のライズを見つけた。
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思い出せば、ここで初めてグッドコンディションのニジマスを釣ったのと
同じところでのライズだった。
このライズの主は絶対に取りたいと集中力を高め、慎重にフライを届け続ける。
フライを何度も交換して、オレンジボディーのビーズヘッドを見せた時に
そのライズの主はフライを気に入ってくれたようだ。
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湖特有の強烈な潜水力に魅了され、ネットに納めたのは、
鮮やかなレッドバンドが鮮明で優しい顔をしたニジマスだった。
水から上げずに何枚か記念写真を撮らせてもらい、リリースして今日の釣りを締めくくる。
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本格的な秋のツーハンドの釣りが始まる前に、もうすこし
シングルロッドを持って、またどこかの湖で心地よいファイトを楽しめたら幸せだと思う。
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by flymagic | 2009-09-20 22:40 | flyfishing
カラフトマス2009 vol.4  知床にて
東の夜空は分厚い雨雲が広がり時々、青い稲妻が光っていた。

9月の一週目の週末、仕事を終えた僕は道具一式をランクルに積み込んで、
まだ夕暮れの高速道路を東へと走った。

今回ロッドを振るのは世界遺産の地、知床半島。
ご一緒する仲間達と阿寒湖のホテルエメラルドで深夜の12時に待ち合わせて、
そこからチャーターしたバスに乗り換え羅臼の港まで行く予定だ。
待ち合わせの時間に遅れる事は出来ないので早めに家を出た僕は
無事に15分前に阿寒湖に到着した。
久しぶりに再開する方、初めてお会いする方とバスに荷物を積んで
12時40分に知床半島を目指し雨の中出発した。
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羅臼の小さな漁港に着いたのは、まだ夜も明けぬ時間帯だったけど
降り続いていた雨は止む事は無かった。

主催者の杉坂研治さんを含め総勢17名の大所帯は
2艘の船に分かれて乗り込み知床半島の釣り場へと向かった。
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薄っすらと夜が明けてきて僕の目に映る光景は、
手付かずの世界遺産の大自然が広がっていた。
天候が良かったなら、もっと綺麗に見えただろうし写真写りも良かったのに
少々残念だけど、僕の顔は車の窓から顔を出してウレシそうに外を見てる犬のような
表情をしていた事だろうね。
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釣り場に上陸して河口のポイントに向かうと、知床名物のヒグマが出迎えてくれた。
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船頭や本州から来られた方達は、ヒグマにかなり注意を図っていたようだけど、
知床のヒグマはかまわなければ問題ないと思っているので
僕は無視して釣りを開始して、一投目からカラフトマスがヒットした。
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河口に群がるカラフトマスの群れはフレッシュな群れでは無かったけど
時期的な事を思えば、仕方が無いと自分に言い聞かせスーパーインターミディエイトの
ラインを波の狭間に漂わせ続けた。
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夜明け前後はカラフトマスもスレてないのか、フライを景気良く咥えてくれる。
せっかく東の果てまで遊びに来たのだから、今日は数釣りをして楽しもう!
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浜全体でカラフトマスにロッドがガンガン曲げられている。
河口でなく岩場のドン深のポイントでは、フレッシュなカラフトマスも上がっているようだ。
それでも、数は圧倒的に少なくシーズン終了の気配は隠せなかった。
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午後10時を過ぎると、カラフトマスはフライを咥えなくなりスレ掛かりが連発しだす。
隣で釣っていた杉坂研治さんが、黒のゾーンカーをキャストすると
カラフトマスは食指が動いたのか黒いフライを咥えだした。
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しかし僕も真似をして黒いフライにチェンジしてカラフトマスにアピールするけど
スレ掛かりが多いのはプロとアマの違いだろうか・・・
僕が1匹釣る間に、多くのカラフトマスを連発するテクニックはサスガである。
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20匹くらいまでは、釣り上げたカラフトマスの数を数えていたけど
それ以降は数えれない訳ではないけど、何匹釣れたのかは覚えてない。
オホーツクのうっぷんを晴らすかのように、カラフトマスのファイトを楽しみ
後半は腕がだるくなるほどだった。
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終了の時間が迫ってきた頃、カラフトマスを岸にずり上げようとロッドを
カラダの後ろまであおった瞬間にK・BULLET SDが鈍い音と共にティップの部分が
バッキリと折れてしまった!
研治さんに「akaさん!そんなことしたら折れるだろうが~!」とお叱りとご指導を
お受けいたしましたが、その後彼もK・BULLET SDをバッキリと折っていました(笑)。
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ロッドが折れるくらい釣りまくった今回の知床カラフトマスツアー、
昼一で迎えの船に乗るのは名残惜しいけど、楽しみは来年にとっておこう。
知床のカラフトマスは今後は僕の年中行事になることだろう。
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また来年もこのツアーに参加させていただいて
カラフトマスのファイトを楽しむのが今から楽しみだ。

今回お世話になったLt_cahillさん、杉坂研治さん、どうもありがとうございました。
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by flymagic | 2009-09-08 00:38 | flyfishing
カラフトマス2009 vol.3
2ヒット、1バラシ、1ラインブレイク。

これが先週に引き続き訪れてみたオホーツク海での結果。
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状況は先週よりも厳しくカラフトマスの群れは、ほとんど見れること無く
時おり回ってくる小グループの群れは古くから岸よりしてるようで
遡上本能むき出しのカラフトマスはフライを追う事は無かった。
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そんな状況下でチャンスは2度もあったけど
1度は波2枚目付近でユックリと漂うフライを咥えたカラフトマスは
波打ち際で自らフライを外して沖へと逃げ去ってしまった。

2度目は岸際でヒットしたが、グン!というアタリと共に
ロッドを立てた瞬間にリーダーが切られていた。
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8月も今日で終わり、明日から9月かと思えば
今後、オホーツク海のみならずカラフトマスの新しい群れは
入って来る事も無いのではと思われる。
昨年のように今現在でもカラフトマスの群れが岸よりをしているなら
9月になっても、楽しめるかもしれないが、今年はどうやらそうも行かないような気がする。
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事実上、今回でオホーツク海のカラフトマスは終了ではないかと思っている。

そんな僕も今週末、知床釣行を予定しているが
あまりにも酷いオホーツクの状況を見ては、あまり気合が入らないのも正直なところである。

将来的にカラフトマスもサケと同じように数が減ってくるという話を聞いた事があるが、
まんざら嘘でもなさそうな話だと実感した釣行だった。
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来年はこのオホーツクの海に多くのカラフトマスに群れが来る事を願わずにはいられない。
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by flymagic | 2009-08-31 21:52 | flyfishing