気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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カテゴリ:flyfishing( 218 )
3月の十勝川に一人佇む時
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3月26日、十勝川本流の流れに一人佇む。

今年から生活スタイルが変わり、土曜日も日曜日も無く決まった休日というのは無い生活が始まった。
もちろん決まった休日というのは有った方が良いに決まっているが、
決まった休日を失った代わりに、ウザったい職場の人間関係や、何のために働いているのか分からないような仕事のストレスも無くなった。
どっちが良いのかは人それぞれの価値観の違いもあるし、それ自体僕にもまだ分からない。
ただ一匹狼として生き行く道を選んだから、今の贅沢な釣りの時間を窘めるのだろう。
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十勝方面へ早朝7時過ぎに出発し、道東道を強風にヨタヨタと煽られながら足寄町の隣町、本別町に着いたのは午前11時前だった。
逸る気持ちを抑えながら慎重に仕事を済ませ、僕は一路先月末に訪れたポイントを目指した。
車内で食事を済ませてから荷台に飛び乗りウエーダーを履いてボロボロのSIMMSのG3ジャケットを羽織った。
風が強く午後からもより一層強く吹くという予報だったのでロッドはSD#10を選択した。
まったくフライを巻く時間が取れない結果、スカスカのフライボックスからビーズヘッドのマラブーのフライを1Xのティペットに結んでみた。
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川に入ってスグに小さなアメマスが釣れたけど、そのあとが続かなかった。
これ以上下れない所で根掛かりでもしたかのように、ラインが止まってしまったかと思うと重量感あるアメマスの首振りと同時にラインは上流に移動し始めた。
一瞬、心が時めいたけど時めきというものは一瞬で終わるから、こんな冬の過酷な釣りを続けられることだろう。
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気を取り直して、もう一度上流まで歩き再び釣り下る。
フライはチェンジして友人から貰った、フラットウイングのストリーマーを結んでいた。
このフライが当たりフライだったのか、ここから今日の爆釣劇がスタートした。
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強風は上流から容赦なく吹き付け、水面は波立ち胸近くまでウエーディングした僕の肩まで波飛沫が上がる程。
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今日のフローティングのランニングラインは30mと短くフォローの風に乗りバッキングまでロッドティップから出る。
久しぶりのキャスティングだけど、高性能ロッドはブランクを補ってくれる。
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7~8匹目くらいまではカウントしていたけど、その後は数える暇も無いくらい十勝川のアメマスは活性も高く数も多く溜まっていたことだろう。
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途中でオリジナルランディングネットが壊れてしまった・・・壊れたといってもリリースネットを止めてあるタコ糸が切れただけなんだけど、これではサカナが救えないので良いサイズのアマメスは岸までズリ上げてフックを外したので、ちょっとしたイイ運動になった。
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釣れてくるのは以前として60cm以下の小型のアメマスばかりだったけど、相変わらずココのアメマスは強くどれも元気だった。
何度かフライをチェンジしてみたが、今回は大きめのイトウ用に巻いたフライが好まれたようだった。
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4月の上旬まで仕事の関係で帯広に、あと3回走る予定だけど、そのうち2回はヘビー級の仕事なのでヘロヘロになって釣りは不可能かもしれません(笑)。
残りの1回は軽めの作業なので、もう一度十勝のアメマスに会うチャンスがあるかもしれないです。
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平日で貸切状態の十勝川本流で3時間ほど有意義な時間を過ごさせて頂いた。
これから気温も上昇する日も多くなる事だろうから、春の十勝川シーズンも残り僅かであろう。
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それにしても、この車・・・ランクルで釣りに行くのとは勝手が違い長距離運転はサスガに疲れる(笑)。
ただし運転操作が忙しく携帯も鳴りっぱなしなんで、眠くなる心配が無いのである。
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                               3月26日 十勝川右岸の河原にて
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by flymagic | 2012-03-27 19:42 | flyfishing
十勝川プチ開幕
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2月29日(水)仕事で十勝方面に行ってきました。
前日に積み込んで当日は荷物を降ろすだけでしたので
午前中に仕事も終了でした。

せっかく、ここまで来たのだから十勝川の様子を見に行ってきました。
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とりあえず豊頃大橋から見た感じでは、両岸とも氷が押し迫り川幅は
いつもの1/3くらいと釣りは不可能でした。
積雪も多く本流までのアプローチはかなり厳しいと思われます。

これ以上、下流域に行っても無駄なので豊頃大橋より上流側で川までアプローチが可能な
ポイントを探しました。

いつも入るポイントまでの道路は車で入れたので行ってみるとランクルが2台停まっていて
川までの雪原も道がついていたので、ここでロッドを出す事にしました。
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当日はプラス気温で、しかも無風状態・・・こんな日はイイ思いをした記憶が無いけど
僕はしばらくロッドを振ってないので、川に立ちこんでロッドを振れるだけでも良いのです。

ポイントに向けて雪原を歩いていると一人のフライマンが上がってきて話を聞くと
朝から釣りを初めて1本しか釣れてないという事だった。

川に着くと、もう一人上がってきて彼曰く、朝からやっていたがアタリもなかった言う。
ここはアメマスの群れは居ないなぁ・・・と思ったけど、時間も無いのでここで釣りをすることにした。

気温が高いせいなのか、濁りはきつく自分の足元が見えない程で、時々巨大な氷の塊が
流れてくるので気が抜けなかった。
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ゴンゴン!とアメマスの首を振る動きが伝わってきたのは釣りを初めて2時間も経った頃だった。
十勝川のアベレージサイズには届かなかったけど、この状況で1本釣れたので十分に満足だった。
なんせ僕は仕事で十勝に来たついでにロッドを出したのだから贅沢は言えませんね(笑)。
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今月も帯広・釧路の見積もりの話が来てるので、また赤帽車で十勝川でしょうかね(笑)。

とりあえずは釣は出来る場所があるというだけで、本格的な春の十勝川シーズンインは
もう少し先と考えた方が良さそうです。
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                                2月29日 十勝川左岸の河原にて
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by flymagic | 2012-03-01 22:18 | flyfishing
I look back toward the fishing scene
相変わらず、ろくにブログの更新もしてないのに、毎日たくさんの方がページを開いてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。

終末期を迎えている母親の様態も良くなったり悪くなったりを繰り返し落ち着かない毎日を送っています。

まぁ、人の子なら誰でも経験する事なので、それが早く来るか遅く来るかの事だけです。
病院へ行けば会えるのですが、帰り道は妙に落ち込んでしまう自分がいます。
母親が逝けば自分の親というものが、もういなくなります・・・自分もそんな歳になったんだなぁってつくづく思う今日この頃です。

そんな時、友人からの今週末の釣りのお誘いが・・・
母親の様態が安定してるなら行けないことは無いんだけど、さてどうなることやら。

秋の夜長、今シーズンの思い出をモニターを通して見つめながら
フィッシングシーンを回想するのが、ここ最近の楽しみの一つでもある。

振り返ると春のイトウの釣りは充実していて楽しかったなぁ
北の大本流で憧れのイトウに会えたことが今のところ一番の思い出だね。
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イトウの釣りはサイズが大きくなると自分ではネットで採ることが不可能に近いから
仲間とのコンビネーションが大切なんだよね。
この時のサクちゃんのイトウを取るときは、場所が場所だけにサスガに緊張したね。
なんたって釣れる確率が低い場所で貴重な一本だったからね。
逆にサクちゃんも僕のイトウを取ってくれた時は、心臓がバクバク!だった事だろうね。
幻のサカナゆえ、仲間の掛けたイトウは絶対にネットインで失敗させれないからね。
イトウの釣りはこのコンビネーションも釣りに技術の一つなんだなぁって思うよ。
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イトウを釣った友人も至福のひと時を味わえるけど、その大切なイトウをネットインに
成功させた自分も、自分が釣った時と同じくらいに大いに喜べるんだよね。

それがイトウの釣りの面白さでもあり魅力なんだよね。

そんなイトウの釣りも次はいつ行けるんだろう・・・

                                   自宅タイイングディスクにて
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by flymagic | 2011-11-06 23:21 | flyfishing
夏の雨と小川の瀬音
中山峠を越えたあたりから、雨雲の色はダークグレーに変化し雨粒はどんどん大きくなる。

気象的条件が優しいようなら道東のサーフへ向かうつもりだったが、今週もそう簡単にフライロッドを繋がせてくれるほど甘くはなく、僕は道東サーフを諦め近場の渓流を友人と釣り歩く事にした。
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天気予報では午後から降り出す予定だった雨も気が早いようで入渓の支度をしている時から本降りの気配を感じさせていた。
今日は最近出番が多くなった17.6ftのツーハンドロッドも家でお留守番で久しぶりに6ft10inのGをロッドケースから取り出した。
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雨でも釣りになるという事で入渓した小さな川だけど、川幅は2~3m程で上空には草木が覆いかぶさり僕のキャスティングレベルでは、到底まともな釣りが出来るとは最初から思ってはなかった。
それにしても6ft10inのショートロッドをもう少し短くしたいくらい難易度は高かったのかもしれない。
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川のサイズからして大きなサカナは居ないと思ってたけど、そこそこのサイズがドライフライにビシッ!っと出てくれるから、こんな雨の日の釣りでも十分に楽しめた。
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本命はヤマメだったけど、なぜか2人のロッドにはヤマメはヒットする事は無く、ニジマスとイワナだけがドライフライを見つけてくれたようだ。
友人にヒットしたのは尺には少し届かなかったけど、ゴールド色が鮮やかなイワナだった。
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渓深く入るごとに雨脚は速くなりドライフライも浮かないくらい強くなってきた。
少しの蒸し暑さを感じながら天然シャワーに打たれるのも、開き直れば気持ちが良いもんだ。
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年に一度程度の渓流の釣り。
川のせせらぎにサカナが水面を割る音と雨音のオマケつきで僕の五感には良い刺激となった。
今年も渓流ノルマを達成したから来週以降はまたヘビーな釣りにシフトしようと思う次第。
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                                      7月16日 尻別川支流にて
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by flymagic | 2011-07-16 22:56 | flyfishing
ワンチャンス
いったい自分の声はどんな声だったんだろう・・・と、それを忘れてしまうくらい
今回の風邪は拗れ長引いていた。
ゴールデンウィークの初日、友人たちと別寒辺牛川に向かう約束をしたいたが、
体調一向に良くはならず、前日まで釣行を迷ったが無理をして行くことに決めた。
4月は何かと多忙で釣りに行くことも、このブログのUPすら1度も携わる事は無かった。
釣り人生で1ヶ月以上もロッドを繋がなかったのは初めてなのかもしれない。
そんな思いが全てにおいて条件的に良くないと分かっているにも関わらず、
僕に釣行を決意させたんだと思う。
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別寒辺牛川は前日までの雨の影響で濁りが入り増水していた。
当然のように釣り人の姿も殆ど無く、僕は川を見て呆然と立ち尽くしていた事だろう。
それでも片道400km近い距離をトリップメーターに刻んできたからには、
ダメは元々という開き直りの精神で僕等はロッドを出すことにした。
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もしかしたら・・・という淡い期待も当然のように裏切られ、別寒辺牛川の
野性味あるアメマスの気配は無く泳がせるフライは虚しくも手元に戻ってくるだけだった。
それでも日常生活から離れフィールドに立ち清らかな風を感じられる事で僕は充実していた。
釣れない時はいつも、「諦めた時点でゲームは終了・・・」という言葉を思い出す。
それが粘りるという持続力となり、今までフライフィッシングを続けてきた。
それはこれからも変わらないし、この日もそうだった。
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「ワンチャンス」そう、この日は1度だけ群れが僕のキャスティング圏内に入ってきたようだ。
朝日が登りきり真正面の水面にギラギラと反射して眩しかった時間帯だけが、
盛んにフライへのチェイスがあったようだ。
ただ群れのサイズは小さくワイルドなアメマスでは無かったけど釣れるサイズを選べないのも
釣りの面白い所じゃないかと最近分かってきたような気がする。
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満潮時刻が近づく頃、僕達は別寒辺牛川を後にした。
釧路川でお茶を濁し、小型のアメマスに遊んでもらい友人たちと有意義な時間を過ごす。
どこへ行っても濁りと強風に悩まされた釣行で釣欲は満たされなかったけど
食欲だけは十分に満たされ、体重増の釣行となったことは言うまでもないかもね(笑)。
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                         4月29日・30日 別寒辺牛川&釧路川の畔にて
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by flymagic | 2011-05-02 20:24 | flyfishing
冷たい風の中で
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気温はプラスで暖かな風に吹かれながら春の十勝川での釣りが出来る事だろうと
思っていたが、予想外に僕にとっては全てが冷たく感じる1日だった。
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友人達は寒さも気にせず延々と流れに立ち込みフライを流し続けてるというのに、
寒さに強いはずの僕は指の痺れと痛みが我慢できないくらいだった。
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そんな日はアメマスの弱く微かなアタリをキャッチするセンサーも鈍り
なかなかアメマスの鼓動をロッドに伝える事が出来なかったと思う。
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群れで飛んでいく渡り鳥達は来年もきっと、この地で羽を休め春を待つことだろう。
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                                3月20日 十勝川右岸の川原にて
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by flymagic | 2011-03-23 22:54 | flyfishing
十勝晴れの空の下で
十勝の澄んだ青空をバックにK・BULLIT SD#10が弧を描く・・・。
こんな事を書けば十勝川のアメマスは簡単に釣れた様に思われるけど、
ここに行き着くまでの道のりは長かった。
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友人達4人で朝一番に入った場所では魚影も薄く、気温の低さから
ロッドもリールも、そしてカラダまでもカチカチに凍りついた。
つまりは僕の勘が大はずれでポイント選択を間違えてしまった。
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昨年の秋もまったくダメだった、このポイントでアメマスを釣りたいたい・・・
しかし、その希望は叶えられる事は無かった。
その後もポイントを転々とし、先々週に友人が入って好調だったポイントで最後のチャンスに賭けた。
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最初から何でここでロッドを出さなかったんだ・・・と後悔してしまうほど、
アメマスの群れはそこそこ濃かったと思う、
それも満潮時刻間際の昼過で不利な時間帯でも、それを実感させるほどだった。
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春の十勝川のアメマス釣り。
シーズンは始まったばかりで全体的に活性はイマイチだったけど、
良い時ばかりじゃ釣りはつまらない。

                                   3月6日 十勝川右岸の川原にて
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by flymagic | 2011-03-07 23:33 | flyfishing
十勝川のトロフィーサイズ
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夜明け前の深い濃霧に覆われた十勝平原を友人達と車を走らせる。
11月もそろそろ終わりに近いというのに、一向に寒気が入る事無く今回も暖かい。
十勝川のアメマス釣りの雰囲気では無いけど、柔らかい日差しの下で
ノンビリと友人達と時間を費やすのも悪くないのかもしれない。
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今日は大潮の前日。
干潮時刻を予測してポイントの駐車スペースに停めた車から荷物を降ろし身支度を済ませる。
早朝の十勝の空気は乾いていて緊張感は感じたけど、もう少し冷え込んだ方が
雰囲気があって僕は好きだけど、この暖かさもきっと今週で終わる事だろう。
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ロッドはいつものK・BULLIT SD14ft #8。
それにセットするディスクドラグのリールに巻いてあるのは、
インターミディエイトのシューティングスペイラインに先端はタイプ8のシンクティップ。
リーダーは12ft1xにティペットを60cmほど繋ぐのが僕の十勝川での標準スタイル。
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友人達もそれぞれお気に入りにロッドにラインと、さまざまセッティングのタックルで挑むのも
ここでの楽しみの一つ。
友人達が装着する最新のスカジットラインは良く飛ぶしターン性能も良いように見えた。
僕の自作ラインはそろそろ限界なのかもと思うけど、市販品にインターのスカジットラインが
発売されたらスグにでも購入を決意する事だろう。
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日が昇りきってからも十勝川を覆いつくす濃霧は晴れる事無く、
干潮時刻となり川の流れは早くなり流れの筋は良い感じで出来てるけど
アメマス達の活性は良くは無かった。
その霧が何も無かったかのように消えたのは、南よりの風が吹き出し
水面がザワツキ始めた頃だろうか。
それまではポツポツとしか釣れてなかった友人達のロッドも景気良く曲がりだし、
4名全員が60cmオーバーのアメマスをキャッチする事が出来た。
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満潮時刻の時間帯に近づくにつれ風も無くなり、いわゆるピーカンベタ凪という
極めて釣れる気がまったくしない、ヤル気の出ない状況になってしまった。
お湯を沸かし食事を取り珈琲を入れて長めのお昼休みを取りながら
川を観察すると、遠くでライズが見られる。
ある意味こんなラフコンディションの中でヤル気のあるサカナが存在するという事は
もしかしたら、まだ釣れるかもしれないという事で、
午後からも鏡のようになった川に立ち込むことにした。

満水となった十勝川はラインにテンションを感じターンさせてくれるほど強くは無かった。
ゆっくりとターンするラインを小刻みなピッチでリトリーブをしてフライを泳がせると、
元気なアメマスがヒットしてくれる。
こんなピーカンのベタ凪の中でアメマスが釣れちゃうと嬉しいものだ。
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午後2時30分頃。
ターンの終了間際にドン!という衝撃的なアタリが伝わってきた。
大きな顔を想像させるトルクフルな首振りは大きなアメマスだと思ったけど、
微かに水面下に見える巨大なシルエットから僕はサケがヒットしたと思った。
自分のネットでは取れないと判断して、下流に居た友人サクちゃんに助けを求めた。
尋常じゃ無いロッドカーブを見ていたサクちゃんはイトウ用の大きなネットを持って
駆けつけてくれた。
僕が「サクちゃん、やっちゃったよ!サケが掛かっちゃった!」というと
彼は深く川にネットを持って入り込み確認すると、「いや!アメマスだよ!デカイ!」
という答えが返ってきた。
ジリジリとラインを引きずり出されサカナの重さに耐えてる感覚は
川で掛かってしまうサケそのものだったから、そんな大きなアメマスがここに居るのかと
半信半疑な気持だったが、緊張感は一気に高まった。
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一向に頭を水面に出す事無く余裕でラインを引き出し上流にユックリ昇り、
時々対岸側へとダッシュする。
背後にバンクや木の枝が迫るポジションでは後ろにも下がれないし、
急深な場所なのでネットを持って沖に入り込む事も出来ない。
只管、テンションを緩める事のないように、ロッドをあおりアメマスの顔を
水面に出させる事だけを意識してファイトを続けた。
ヒットして15分も掛かっただろうか、上流に居たkazzさんも降りてきて、あれこれドバイスをしてくれた。
やっと巨大な顔を水面に出させたと思ったら、巨大な尾鰭が水面を叩き飛沫が上がる。
大きなサカナをネットに入れる事に慣れてるサクちゃんも2度もネットインに失敗する。
春にここで取った72cmのアメマスはここまで強くなかったから、
もしかしたら80cmの大台に乗ったかと思うほど強烈に強いアメマスだった。
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以前としてネットに尾鰭を向けて頭を出す事無く余裕で抵抗を続ける巨大なアメマスが
一瞬こちらを向きふっと水面下に顔を向けた、
その一瞬にサクちゃんがネットを入れて無事にアメマスを取る事が出来た。
その時、僕の両腕はサーモンとファイトした時のようにガクガクと震えていたのを今でも覚えている。
友人達が居なかったら、このアメマスはきっと取れることは無かったであろう。
フライは僕の「悪魔のフライ」。今日は定番のチャートリュースカラーに人気があったようだ。
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すこし岸がある場所に移動してサクちゃんと計測すると77cmのアメマスだった。
サイズも然ることながら海のアメマスのような太さに驚いた。
この時期の川で釣れるアメマスは細いというイメージを覆す一尾だった。
もちろん、このアメマスは十勝川のトロフィーサイズで今日は僕にとってメモリアルな1日となった。
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                                     11月21日 十勝川左岸にて
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by flymagic | 2010-11-22 23:53 | flyfishing
暖かな十勝川の風に吹かれて
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初冬の十勝川の釣りに相応しくないような陽気となった日曜日。
ウィンドストッパーのフリースをジャケットの下に着た事を後悔し、
汗ばみながら半年振りに十勝川のアメマスに遊んでもらう。
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友人達と4人であれこれ悩んで最初に入ったポイントではアタリすら無く
嫌な予感が頭を過ぎったけど、そんな不安も束の間で
次に入ったポイントでは、型は小さいながらもアメマスが僕のフライを見つけてくれた。
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11月の上旬に十勝川でロッドを出すのは初めての事で、暖かな日差し包まれながら
川に立ち込むのはカラダに優しいのだけど、やはり僕はガイドもリールもジャケットも
凍りつき、枯れ果てた樹木の中を通り抜ける乾いた北西の風に打たれながら
釣りをするのが十勝川の釣りらしくて好きだったりする。
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そんな思いからなのか、イマイチ気合が入らずノンビリとした今回の釣行だったけど、
友人達のロッドもガンガン曲がっているから、やっぱりここに来て良かったと思う。
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今回のヒットフライはチャートリュース&ブラックカラーのゼブラゾーンカーを
キールにしてシルバーのマラブーをテールに付けて動きを良くしたのもが良かった。
フライを巻く時間も無かったので、特に十勝川用に巻いたフライでは無かったけど、
たまたま、フライボックスを開けたらポロリと落ちてきたのでフライボックスに戻すのも
面倒だから、そのままティペットに結んだだけの事だったが、
今回に限ってはこのフライが当たったようだ。
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ゆっくりとお湯を沸かして時間をかけて昼食を取りながら友人達と過ごす時間も
十勝川に来る楽しみの一つだろう。
もっと冷え込むようになったら鍋パーティーなんてイイかもね、と友人の1人が
言い出したから、次回はそっちの方がメインになるのかもしれないね。
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結局、7匹の小型のアメマスしか釣れなかったけど、十勝川が氷に閉ざされるまで
この透き通るような尾鰭のアメマスに会いに来ようと思っている。
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                                11月7日 十勝川右岸川原にて
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by flymagic | 2010-11-09 21:40 | flyfishing
天塩川の天気は曇りのち雨
数十メートル下流にいた友人にニジマスがヒットした事を大きな声で叫んだのは、
釣り始めて3投目のシューティングスペイで荒瀬の中にフライを落とした時だった。

0xのティペットの先に結んだのは、タングステンのコーンヘッドを頭に付けた
イントルーダータイプのフライだった。
こんなヘビーなフライを巻くことは僕にとっては珍しい事なんだけど、
天塩川の重たく早い荒瀬をイメージして巻いてみた。
そしてロッドはいつものK・BULLIT SD14ft #8に7mのパワーヘッドタイプⅡを
巻いたリールをセットした。
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友人に誘われるがままに訪れた天塩川。
僕の天塩川のイメージは、蛇行が大きく、やたら水量が多くて
瀬が続き、どこをどう釣ったら良いのか掴みどころの無い大河というイメージ。
僕の技術ではどう転んでも、大きニジマスやイトウを釣る事は無理だろうと思い、
自ずと天塩川でロッドを出す事を拒み続けていたと思う。
以前に道北のイトウの釣りの帰り道に少しだけロッドを出した事はあるが、
釣れるイメージも湧く事も無く、そそくさとロッドを納めた記憶があるくらいだった。
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札幌の猛暑を忘れてしまうくらい、天塩川に吹く風は冷たくタイムスリップをして
しまったかのように季節は秋を感じてしまうような天候だった。
それでも、天塩川の速い流れに負けないくらい雲の動きも早く
太陽光線が川原に差し込んだと思ったら数分後には大粒の雨が降り出すような
気まぐれな天気は、荒瀬の叩き割れるような音と相まって不気味な気配を感じさせていた。
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朝一番で入ったポイントで偶然にも僕のロッドに衝撃が訪れたのは
荒瀬の中のスイングを終えたイントルーダータイプのフライが下流で漂っている時だった。

グングン!という首振りのような感触の後に2度ほどド派手なジャンプをして
水面から姿を現せたニジマスは、この天塩川のニジマスとしては
アベレージサイズかもしれないけど僕にとっては最高の1尾だった。
リールからラインを出されながらも、ディスクドラグを調整して至近距離に寄せたが、
下流からラインをリールに巻き取ってランディングを手伝いに駆けつけてくれた
友人の前で、僕のイントルーダータイプのフライはニジマスのクチから外れてしまった。
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その後も数箇所のポイントを転々と探ってみたが、僕達のロッドは弧を描く事は無かった。
やはり、思っていたとおり簡単には大きなニジマスを抱く事が許されない天塩川。
でも、いつかはきっと大きなニジマスなんて贅沢は言わないが、
天塩のニジマスを釣ったと胸を張って言えるようなニジマスを釣りたいと思った次第。

それでも本流でニジマスをバラスとメチャクチャ悔しいなぁ~(笑)。


                                      9月5日 天塩川の畔にて
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by flymagic | 2010-09-06 22:14 | flyfishing