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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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美しい尾びれと春の香り
3月の最終日曜日

僕は再び、十勝川の畔に立つ

覚悟していた北よりの風は、もうすぐ4月を向かえるとは思えないほど冷たかった
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きつと左後方からと予測していた風は、斜め左から容赦なく吹き
僕のお粗末なシューティング・スペイから放たれるタイプ8にシンクティップラインは
思うほど飛距離は出ず、フゥーっというため息も北風が叩く木々の
ざわめきに閉ざされるようだった。
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風の合間を縫うように遠くへ飛んでくれた、僕の悪魔のフライを1匹目のアメマスが
見つけてくれたのは、5投目くらいだっただろうか。
スイングが終了してラインを回収しようとリトリーブを開始したときの出来事だった。
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アベレージサイズともいえる、50cm前後のアメマスだったけど、今回のアメマスは
どれも先週よりも力強く感じたのは僕の気のせいだろうか。
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同行の友人達も順調にアメマスをヒットさせている
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一緒にここまで来たのだから、友人達のヒットを嬉しく思いながら自分の手を止めて
しばしファイトシーンをカメラに納めるのも悪くない。
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アメマスからのコンタクトがなくなると、フライのカラーを思いきって変えてみる。
すると、一発でヒットしたりするもんだから、アメマスは常に自分の前にいて
フライを見切ってるんだと実感する。
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今日は相変わらず、釣り人が多かったけど釣れてるのは珍しくも僕達の前だけのようで
仕切りなしに、後ろの土手を釣り人が移動しながら気配を伺っていたようだった。
まあ、こんな事は釣り人であれば釣れてるポイントに入りたい気持ちは分かるけど
どこかサーモンフィッシングのような雰囲気は、どうも好きになれない。
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物悲しくなるような不安げな分厚い雲の切れ間から太陽光線が差し込むと
凍りかけていた僕のレインジャケットも水に濡れた色に戻っていく。
ボロボロになって役目を果たしてないような、ブローブを履いた両手は
終日感覚を取り戻す事は無かった。 感覚を失った手から川に戻って行くアメマスは
どれも元気いっぱいで、そんな瞬間は一時でも手の痛さを忘れさせてくれる事だろう。
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そんな事が理由に成る訳が無いのだけれど、今日は長くリールから引き出したラインを
左手に持つが、シュートの時に薬指に頻繁に引っかかってしまい上手くシュート出来なかった。
まあ、これも己の未熟さと解釈すれば諦めもつくのだけど、まだまだ練習が必要なようだ。
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6匹目までは、順調にアメマスをヒットさせる事が出来たけど、7匹目は遠かった。
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オリーブ系と属に言われるカラーを使っても、ロッドをとおして繋がるラインには
何も衝撃は起こらず、時々流れる小枝がフライに当たるとハッ!として
大アワセをしてしまう始末で笑ってしまう。

何となくフライボックスから取り出した黒い悪魔のフライは、今日の1日を
前回同様、幸運な日へと導いてくれたようだ。
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グングングン!と大きな固体が首を振って抵抗するトルクが僕のK・BULLET SD#8を
バットからひん曲げたのは、黒い悪魔のフライに交換して数等もしたであろうか。
下流に走ったアメマスは、ディスクドラグのリールを激しく回転させたと思うと、
今度は上流に頭を向けて僕の方に突っ走ってきた。

水面に浮いてきたアメマスは先週キャッチした69cmのアメマスにも劣らない大きさだった。
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水面直下で激しく抵抗をみせるアメマスは一向に顔を水面に出さず、ひたすら潜水艦の
ようにグイグイとラインを引き出して、僕の左腕は攣る寸前だった。
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7匹目にキャッチしたのは66cmの巨大な尾びれを持つワイルドなアメマスだった。

それにしても今日出会ったアメマスたちは、どれも尾びれが綺麗に見えたのはなぜだろうか。
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その後も、順調にアメマスは僕のフライを濁りのある水中で見つけてくれて
午前中だけで11匹のアメマスを釣り事が出来た。

僕の記憶では、1日で11匹以上のアメマスをキャッチした思い出は無く、
今日こそは12匹目を・・・と欲を出してみたが、12匹がヒットして数秒後には
左手に持つラインはあっさりと軽くなり、その後もロッドは曲がる事は無かった。
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僕のフライフィッシングは何センチを何匹釣ったかという数字ではなく、
どうやって、1匹を釣ったかというタクティクスの方が重要だから、
数字には意味が無い事にしよう。

どこからか聞こえる正午を告げるサイレンの音が聞こえると、北からの冷たい風は
下流からの南風に変わり、どことなく春の香りを連れて来るけど、
空からは冷たい雨交じりの雪が降り出してきた。

春は足踏みを繰り返してるけど、確実に手の届くところまで来てる香りがした1日だった。
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by flymagic | 2009-03-30 21:06 | flyfishing