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虹とニジマス
2008年 10月 12日
一雨ごとに秋の気配が近づいて来るのを感じられるほど、冷たく激しい雨だった。
高速道路ではワイパーも追いつかないくらいの大粒の雨は 今日の釣りを暗示していたのかもしれない。 カラフトマスシーズン以降、サカナの顔を見ていない僕は少し焦っていた・・・ いつかは釣れるだろうと、気軽に考えるようにしていたけど 一抹の不安は終始消える事は無かった。 今日こそはという淡い期待を胸に抱き北海道のど真ん中を流れる 河川へと友人達と雨の中、車を走らせていた。 釣り場に着いたころには、雨は上がっていたけど 分厚い雲と青い空が交互に入れ替わるように天候は安定しない様子だった。 雨の影響で釣り人は少なかったけど、水量は多くそして流れはとても重かった。 朝一に入った下流域では友人にグッドサイズのニジマスがヒットしたけど、 僕には何故か釣れる気がしなかったんだ。 結局、最初に入ったポイントでは僕には何もドラマは起こらず、 相変わらず1匹が遠く感じる時間だけが過ぎ去っていた。 下流域のポイントを諦めて、先日友人が数釣りが出来た上流域のポイントに入った やはり、ここも水量が多くて良好だったポイントも潰れてるようだった。 先日釣れたポイントを友人に譲ってもらい、ウエットフライやビーズヘッドのフライを沈めて みるけど、一向にロッドには何も伝わって来なかった。 僕よりも上流に入った友人の所に様子を見に行くと、瀬の中でライズがあり ドライフライで数釣りが出来ているという話だった。 車の中にドライフライのフライボックスを忘れてきた僕は友人にフライを数個 分けてもらい、しかもポイントまで譲ってもらって今シーズン初めての ドライフライでニジマスを狙う事にした。 「ピシッ!」っと流れの速い瀬の中でニジマスが飛沫を上げてライズを繰り返す フライを流すが手前に速い流れがあってドラッグがかかってしまう 百戦錬磨のニジマスはナチュラルにフライが流れないと絶対に出ない しかも、フライを見に来て止めるヤツや流れるフライの横でライズするヤツなんかが居て この時期の、マッチ・ザ・ハッチの釣りを強いられるとは想定外だった。 カゲロウが水面から羽化して飛び立つとあちこちで水面が炸裂する この視覚と聴覚を刺激する釣りを体験できるのがフライフィッシングの醍醐味だろう 今日のマッチ・ザ・ハッチの答えは、ソラックスのダン。このフライしかニジマスは出なかった。 たまたまナチュラルにフライが流れると、水面下がギラリと光ったと思った瞬間に 水面が炸裂してニジマスが反転する。 瀬の中で掛かるニジマスはサイズが小さくても#4ロッドを心地よく曲げてくれる。 ニジマス達のライズは1時間以上も続いて、僕は十分過ぎるくらいの 数のニジマスのファイトを楽しむ事ができた。 上流へと移動してドライフライをここぞというポイントへ流すと、元気の良いニジマスが 次々とフライにアタックしてくる。 それを全てフッキングに持ち込むほどの技量は僕には無いけど、もしも僕の流したフライに 出てくれたニジマスをキャッチしていたら、いったいどれだけの数のニジマスが釣れたんだろう。 大きなニジマスは相変わらず釣れないけど、今日は十分過ぎるくらいの 数のニジマスを釣る事が出来た、3週間ぶりに見るサカナの顔はホントに遠かった。 釣れないよりは釣れた方が楽しいに決まってるけど、釣れるのが当たり前のように 慣れてしまうのは、フライフィッシングを楽しみを半減してしまうものじゃないかなと思う。 きっとこの川が良い時期を迎えるのは、僕がカラフトマスに熱中してる時期なんじゃないかな と思うけど、出来れば来年はもっとベストな時期にこの川の畔に立ちたいなと思う。
by flymagic
| 2008-10-12 22:12
| flyfishing
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