気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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極東の野生(後編)
この掴みどころの無い偉大な流れで、ここまで沢山のアメマスが釣れるとは
思いもしなかった、どことなく十勝川本流と似ているのだけど
釣れる時の十勝川よりも数倍釣れるのには驚いた。
まあ、いつもこんな良い状況とは限らないのが自然界での常識なのだけどね。
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河口のゴールデンタイムは終わったという話だけど、流れの筋は僕の手前
20mくらいの所を淡々と流れていた。
風に波立つ狭間で、アメマスらしきライズを見たのは、これからキャスティングの
準備に取り掛かろうかとリールからラインを引き出していた時だった。
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遠投は必要ない流れの筋にフライを送り込んでテンションを張るイメージで
キャスティングを開始した。
グン!グン!グン!!!とロッドティップが引き込まれたのは、釣り始めて4,5投もしただろうか?
その瞬間に水面が炸裂、野性味に満ち溢れたアメマスが激しく飛沫を上げていた。
グイグイと太いトルクでディスクドラグを締めこまないとならない程、ここのアメマスも強い。
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この最東端の本流で僕が最初に、
この手で抱きしめたのは65cmもの大きなアメマスだった。
顔つきも厳つく、歯も鋭くどこか攻撃的でワイルドな印象を擁いたのがきっかけで、
今回のこの釣行記のタイトルも“極東の野生”という題名がイメージされたのかも知れない。
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最東端の地まで夜を徹して走ってきた苦労が報われたのかと思うと
フッと体の力が抜けてきそうになるが、まだまだここからが今回の釣りのスタート、
とりあえず、タバコに火をつけ一息つきながらも、何処からとも無く
もっとアメマスを釣りたいという、欲がヒシヒシと沸き立ってきた。

1匹目が釣れたポイントから数十メートル上流まで歩き次のポイントでロッドを振る、
この川は川底のいたるところに根があり、そこらあたりにアメマスが付いているものだと
考えられるが、根掛かヒットかなどという釣り方が出来るほど
僕のフライボックスには余裕は無い。
しかし、次々へと根掛でロストしていくフライに僕は少し消極的になっていたのかも知れない。
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そんな迷いも忘れさせてくれるような、衝撃が左手に再び伝わって来たのは、、
オリーブカラーの細身で軽量なフライに交換してスグの出来事だった。

またしても60cmを超えるグッドサイズのコンディションの良いアメマスが
高く昇った太陽に照らされて銀色に輝いて見えた。
初めてロッドを振る川で立て続けに60UPが釣れるなんて僕らしくないな・・・
と心の中で苦笑いを浮かべながらも、道東のポテンシャルの高さに驚いていた。
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友人達のロッドも景気良くロッドをガンガン曲がっていて、中には60UPの
大きなアメマスも釣れだした。 ガンガン釣れている、最早入れ食いに近い状況だ。
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やっぱり来て良かったと、友人達の楽しそうな笑顔を見ていると、僕の方も楽しくなる。
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大きなアメマスの群れ、小さなアメマスの群れ、さまざまな大きさのアメマスの群れが
泳いでいるようだが、ここまで釣れれば大きさは、さほど関係ないように思う。
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今時期のアメマス狙いでキーワードとなるのは、やはりサケ稚魚であろう。
岸際を群れを成して泳ぐサケ稚魚達、遠くで大きなアメマスが激しくボイルする、
この光景は、いつどこで見てもエキサイティングで心時めく瞬間でもある。

今回は細身で軽量なストリーマーが、ここのアメマスのお気に入りのようだった、
オリーブカラーのマラブーを使った、僕の悪魔のフライは最高に効いたようだ。
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そんな初日の夢のような一時も、満潮時刻になると、不思議な事に下流から上流下と
流れが逆流して、下流にキャストしたラインは上流へとターンしてアメマスが
ヒットするという不思議な体験をすることが出来た。
そんな時にヒットするのは、これまた不思議で40cm程の小型のアメマスばかりだと
言っても過言でない程、あどけない表情のアメマスがヒットしていた。
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夕方早々に初日の釣りを終了して、宿に戻り友人達と夜の宴会で盛り上がり
ゴッコ鍋を突きながら、毛蟹の甘さに癒されてお酒もタップリと進み夜は更けていった。
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翌日も早朝から、同じポイントに入ったが前日よりも大勢の釣り人がスデに
ロッドを振っていた、聞くところによると地元のショップの釣り大会とやらで
川は夏のカラフトマス釣りを思い出すかのように、等間隔で立ち並び
その結果、アメマスにも相当なプレッシャーが掛かっていたようだ。
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僕は2日目は大きなアメマスには出会えなかったけど、腕がだるくなるくらい
数だけは釣れた。時にはワンキャストワンヒットでアメマスがヒットするもんだから
集中力の無い僕はちょっと厭きていたのかも知れない・・・まあ、これで大きなアメマスが
ヒットでもしてくれたなら、ヤル気も満々になったのだけど
贅沢を言ってはバチが当たりますね。
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そんな僕にとって強烈ながら、とても新鮮で魅力に溢れた最東端の本流
自然のサイクルのなかで営まれる野生のアメマスの豊かさ。
その地に立ち思う存分にロッドを振り野生のアメマスと戯れる。
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またいつの日か、この地を訪れて野生のアメマスを抱きしめてみたい。
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いつまでも、永遠にこの環境が続く事を願って僕は最東端の本流を後にした、
ランクルのラゲッジスペースに、溢れんばかりの思いでを積み込んで・・・・
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by flymagic | 2008-04-22 22:53 | flyfishing