気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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十勝川の月とウエーダーの中の悪夢
巷では3連休の週末となった11月の4週目。
僕は相変わらず3連休には無縁だけど、せめて1日だけでも釣りを楽しみたいものだ。

しかし、昨年の今日は十勝川でコテンパンにやられて身も心もボロボロになって
帰って来たのを思い出していた。
友人たちは前日の金曜日から十勝入りをしていたので、ありがたい情報が聞けたが、
状況は特別に良くも無く、悪くも無いという話であったが、
なんせ僕には去年の今日がトラウマとなっていて、秋の十勝に行く事勇気が湧かない。

ただ、今回の釣行を僕に決意させたのは友人の遡上物も釣れている
という言葉であった。

降りのアメマスには、食指は動かないが海から遡上するアメマスは
僕にとって最高のターゲットでもある。

その遡上物のアメマスを夢見て、僕達は友人の待つ十勝川へと
土曜の早朝に、サラブレッドがたくさんいる牧場の横を走り抜けた。
e0035597_12514387.jpg

十勝川の畔に立ったのは、すでに太陽が高く昇った午前7時過ぎ
この日僕が選択したロッドは、K・BULLET SD#12-13
16ftのロングロッドを選んだ理由は、勿論ロングキャスト
この遠浅で駆け上がりが遠いポイントではある程度遠投が必要だと判断した。
もう一つの理由はロングキャストにともなう長いランニングラインの処理が
楽な30ポンドの太いランニングラインが使えるという事。

それと、余談ではあるが十勝の冷え込みはハンパじゃない
朝晩はガイドはあっという間に凍りつき、キャスティングを困難にさせるが
#13の重たいシューティングヘッドは、ガイドに付いた氷の塊をぶち割りながら
ぶっ飛んで行くので、今回はみんながガイドに付く氷に悩ませれているのを
横目で見ながら、なんのストレスもなくキャスティングに専念する事ができた。
ただ、アメマスが掛かった時のやり取りの面白さを味わいたいのであれば
#6~10クラスのツーハンドを選択したほうが利口なのかもしれないが、
僕のように、十勝川のような大河川で超ロングキャストで着水とほぼ同時に
アメマスをヒットさせる事に快感を見出してしまった、変人には高番手がおススメかも・・・
e0035597_12323649.jpg

早朝からルアーロッドを降っていた友人達は全員がスデに
60cmオーバーのアメマスをヒットさせていた。
さっそく、横に入れていただきリールから改造したタイプⅡのシューティングヘッドを
引き出しアメマスを狙う。
e0035597_12331331.jpg

無理なロングキャストよりも完璧なターンが要求されるアメマスの釣り
目の良いアメマスはフライの着水を見ていて、ターンしないフライでは簡単に見切られる。
それにターンしないリーダーはアメマス特有のショートバイトをアタリとして
取る事ができない。 ターンしないリーダーをリトリーブして伸ばそうとしても無理である
着水で直線になっていないリーダーはどんな事をしようが終始ちじんだ状態のままである。
要するにターンオーバーしないキャスティングでは100%
アメマスをヒットさせる事ができないのである。
ただ道東有名2河川のようにルースニングの釣りでは特にターン性能は要求されないと思う。

などと、自分でも分かっているけどこれを100回キャストして100回とも出来るのか?
と言えば、まったく出来てない自分だけど
そんなヘタクソなキャスティングでも十勝のアメマスは僕のフライを咥えてくれる。
e0035597_2271730.jpg

キャスティング開始直後に10投もしないで、この日最大のアメマスが釣れた

その後も、ほぼワンキャストワンヒットでアメマスがヒット
ただ、何度も言うように釣れる釣れないはキャスティング次第
この時間帯のこの状況下では、ロングキャスト&パーフェクトターンで100%釣れたが
リーダーが横を向いたり、フライラインが波打って着水すると絶対に釣れなかった。
e0035597_12335788.jpg

好調にボコボコと大型のアメマスが連発する。
後からきて、ポイントまで教えてもらってこんなにアメマスを連発して良いのかなぁ~
とちょっと申し訳無く思ったが、何時もは釣れない僕だから今日だけは許してもらおう。

昨年の今日のトラウマは嘘だったかのように、僕の頭の中からは消えていた
ただ、昨年味わった悔しさや自分の不甲斐なさは、一生忘れない。
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左足首あたりに刺す様な冷たい激痛が走ったのは、川に立ちこんで数分後であった。
始めは、それが何かは分からなかった・・・と言うよりも、あまりにも連発する
アメマスに夢中で忘れていた、いや釣りを続けたい一心で考えないようにしていたのかも
知れない。
やがて、その冷たい痛みは左足首から下全体に広がり自分の体の一部である
事が嘘のように、感覚もなくなり失神するかのような冷たさが中枢神経を刺激しだした。

その刺すような激痛の原因は、ウエーダーに開いた小さな穴だった。

でも、止めない。
アメマスの群れは自分の前にたくさんいる。
今日の釣りは、もう無理だろう・・・このウエーダーの状態だと、やがて進入してきた
水は自分が立ち込んでいる深さまで入るはず、腰辺りまで立ち込んでいる僕は
きっとずぶ濡れになることだろう。
太陽は燦燦と照りつけてくれてるが、気温は多分2~3度前後
そんな状況では午後からはリタイアは決定だろう。

釣れるうちにたくさん釣ってやろう、と思い足の冷たさを無視してキャスティングを
続けた、釣れてるうちは忘れてるが釣れない時間帯はやはり集中する事が出来ない。
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午前11時頃、アメマスの動きが止まったようだ。
この時点で60UPも含め10数匹の大型のアメマスを釣り上げた
僕は十分に満足であった。
ちょっと早いが車に戻り、昼食を取る事にした。
僕はウエーダーを脱ぎ、友人からUVシーラーを借りてウエーダーのブーツ部分に開いた
小さな穴に塗りこみ、その上から梱包用ガムテープでグルグル巻きにして
ネオプレーン製のソックスまでお借りして、午後からの釣りに備えた。
一人でここに来ていたら、きっと午前中で今日の釣りは終了していた事だろう・・・
補修用の道具やソックスを貸してくれた友人に感謝の気持ちでいっぱいだった。
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前日は午後3時過ぎから爆釣が始まったと聞いていた僕達は午後の釣りに期待していた
海から近いこのポイントでは潮の干満の影響を受ける。
前日とそう変わらない干潮時間から推測すれば、午後2時過ぎからは
川の水は流れ出し、一気にアメマス達は動き出すだろう
と、思っていたが午後からは風も無く川の流れもほぼ止まったままで、
アメマス達はまったくと言って良いくらい動いてはくれなかった・・・
ただ、ルアーの友人だけは相変わらずアメマスを釣り続けていた。
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ウエーダーの水漏れは完璧に治ったようだが、以前としてアメマスからのコンタクトは無い
フライ組の僕達は水が止まった状況では、まったく釣れる気がしない。

幸運にも、僕の前で1度だけライズリングが広がった。
ロールキャストでライズリングの上流にフライを落とし、ポイントに流すと
超ショートバイトのアメマスがヒットした。

小さいけどこんな状況で、ラッキーな1尾だった。
釣れない時間帯の1尾は連発するアメマスに匹敵するくらい嬉しい。

そんな僕の釣りを、東の空からまん丸のお月様がじぃ~と見ていたような気がする。

この次の、お月様はまん丸でなくて三日月のお月様かな・・・?
このポイントはお月様の機嫌次第で、アメマスの動きが変わるかね。
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by flymagic | 2007-11-25 23:45 | flyfishing