気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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カラフトマス2007 vol.1
遠くで聞える波の音
頬を撫ぜるように吹くどこか優しく懐かしく感じる微風、そして人の微かなざわめき

倒木を枕にして、30分も眠っただろうか
「akaさん、移動するよ」 と友人に起こされるまでは
夏の砂浜でのんびりと、海水浴にでも来ているのかと錯覚するかのように、
現実と夢の狭間をさ迷っていた。

一睡もしないで、オホーツクまで車を走らせ
夜明けと同時の4時から10時近くまでツーハンドを振りまくった僕は眠くて仕方なかった。
e0035597_20275642.jpg

「昨日の土曜日は1日中釣れまくったよ、でも今日はカラフトマスは居ないね」
昨日今日と連日でこの浜を訪れた、釣り人からお約束のような言葉を聞いた。

昨日は良くても今日はダメ、これが遡上物の釣りであり宿命である
昨日の群れは一気に河川に遡上したようで、河口付近の河川内では多くの
カラフトマス達が群れていた。

ここは、僕のお気に入りのカラフトマスの浜
昨年も、その前のシーズンも良い思いをさせてもらっている浜である

台風5号の影響で、カラフトマスの定置網を漁師さん達が上げていた為
障害物の無い海ではカラフトマスも一気に岸よりしたようだった
e0035597_20281717.jpg

このお気に入りの浜は昨年とはすっかり河口の地形が変化してしまい
僕の得意とするポイントはカラフトマスの回遊ポイントから外れてしまって
釣れるポイントは河口の流れ込みの筋だけ、ここに来るまでの車中でのイメージと
まったく違う状況に戸惑いつつも、ひたすらロッドを振り続けた。

今日のロッドは、K・BULLET SD1604-#12/13
カラフトマスには、ちょっとヘビーだが予想では波が高くカラフトマスは沖で跳ねてる
イメージでこのロッドを選択したが、やはり何時もの#10ロッドで用は足りたようだ

回りではポツポツ釣れているが、大きな群れが回ってくる事は無く
昨日までの残りと新しい群れと思われるわずかな固体が釣れてるだけだった

流れ込みの向こうの深みにカラフトマスは付いている
そう信じて少しだけ沖に真っ赤なフライを何度も何度も届け続けた

カラフトマス特有の重たく固いアタリがK・BULLET SDをギュン!と
絞り込んだのは、釣り始めて3時間後の事であった。
e0035597_20283694.jpg

一年ぶりにロッドをとおして伝わってくる、カラフトマスの激しい首振りがロッドを
グイグイと曲げ、暴力的なダッシュ力にディスクドラグを装備したリールから
強引にラインを引き出していく、やはりカラフトマスの引きは癖になる

この日常の釣りでは味わう事が出来ない感触が欲しくて
僕は片道300キロの道のりを夜を徹して超えてくるのだから・・・

この浜で出会えたのは、カラフトマスにしては大きなオス1匹だけだった
あまりの大きさに、メジャーを当てると65cmを超える固体であった
シーズン始めのフレッシュランと呼ばれる遡上組には比較的大きく成熟した
カラフトマスが多いと聞くが、まんざら嘘でも無かったようだ。

僕はこの大きなカラフトマス1匹で今日の釣りは十分に満足だった・・・がっ
e0035597_2029270.jpg

釣り人の淫らな欲望は止まる事を知らない

午前10時を過ぎると、真夏の太陽が雲の切れ間から
激しく水面を照らし出し、カラフトマスの小さな群れも遥か沖に下がってしまったようだ

今日は日曜日、明日からの仕事を考えればこの時点で家路に付くのが正常な
考えだろう

しかし、僕らはポイントの移動を選択した。
勿論、もっとたくさん釣りたいという欲望が体の隅々まで支配していたのだろう

それと理由はもう一つ、同行の3人中で1人だけカラフトマスと出会えなかった
友人の為でもある。

カラフトマス釣りでは、同行の1人だけが釣れないとか
1人だけ釣りまくったとか言う話は珍しくも無い。
この現象はどうして起きるかと言うと、決して釣りが上手いとかヘタという
次元では無く、立ち位置やわずかなフライの沈み加減、ラインのテンション、
流れの捉え方など2次的な要素が重なりあって生じる、海の釣り特有の症状である。

僕もこの2つの釣れた釣れないという、
天国と地獄のような状況を両方経験してるので、
彼の気持ちは痛いほど分かっていたつもりだった。
しかし、このカンカン照りの日中ではカラフトマスを手中に納めるのは90%以上無理かも
知れなかったが、10%以下の確率にかけてみよう。

そして僕らはオホーツクのポイントを手当たり次第に回ってみた
e0035597_20292489.jpg

どこのポイントの駐車場も、蛻の殻
停まっている車もないし、当然ロッドを振っている釣り人もいないし、
カラフトマスのモジリも跳ねも皆無であった。
それでも、もしもと言う事もあるので浜に降りてロッドを振ってみるが
結果はやる前から分かっていた。

最後に訪れてみたのは、僕が10年位前に一度だけ訪れた事がある浜
ここがダメだったら、もう近隣のオホーツクのポイントは見当たらない

駐車場が見えてくると、駐車スペースも無いはど釣り人の車で溢れていた
もしかしたら・・・という良い予感が頭をよぎる

わずかなスペースにランクルをめり込ませ、浜に並ぶ釣り人の状況を見ると
フライロッドが曲がっているじゃないか!

いる!この日中でもここだけカラフトマスがいる!
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支度をすませ、浜まで歩き先客の釣り人の隙間に入れてもらい
今日最後のカラフトマス釣りを開始した

初めてスグに、沖から大量の群れが僕の目の前に入って来たではないか
ざっと見て100匹以上の群れだが、この時間の群れは口を使わない
多分、このような状況が日中でなくて早朝だったら1人で2桁以上の釣果が得られるだろう

そう思っていると、今度は左側から50匹くらいの群れが回遊してきて
100匹の群れと重なり合い、物凄い群れになってしまった

しかし喰わない・・・波打ち際から30cmくらいまで群れが来ているが口にヒットしてくれない
そこで、波打ち際から10m以上後ろに下がってキャストを試みると
やっとカラフトマスが口を使ってくれた。

友人達のロッドもガンガン曲がって、みんなカラフトマスとのやり取りを楽しんでるようだ

何度も目の前に突然現れるカラフトマスの群れ
目を凝らし、集中して見てないと見逃してしまうほど見え難い

大きな群れはユックリと移動してるようだけど、実際はけっこう速いスピードで移動している
例えるなら人間の駆け足くらいのスピードと言えば分かり易いだろうか。

カラフトマスの群れが通ると、僕も走って群れが沖に向かって岸から離れるまで
追っかけて目の前にフライを投げつける
e0035597_2030513.jpg

グンッ!とラインが張ったと思ったら、水面が割れ
カラフトマスの凄まじいジャンプ大会が始まった、滅多にお目にかかれない
カラフトマスのジャンプは何度も繰り返され左右に激しく走りまくられた

やっと砂浜に引きずり上げた、今日3匹目のカラフトマス
この固体も60cmを遥かに超えた大きなカラフトマスであった

カラフトマス2007の初釣行での釣果は3匹。
今まで8月の上旬に、カラフトマスを釣った記憶は無く
今回は1匹でも釣れれば上出来だなと思い友人達に声を掛け
ここまで来た甲斐がありました。
友人達も大満足のようで肩の荷がおりました。

この時期に、カラフトマス釣行を決め込むには少々勇気が必要でしたが
今回、情報をくださった方々のおかげで良い釣りをする事ができました

この場を借りて、お礼申し上げます。
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by flymagic | 2007-08-06 23:16 | flyfishing