気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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突然
目的地の道東の渓流まで、片道230km
ランクルのトリップメーターは200km、あと30kmあまりでお目当ての渓流に辿り着く

夏至の翌日の夜明けだというのに、東の空は分厚い雨雲に閉ざされたままだった
突然、フラッシュを浴びたかのように、そらに稲妻が走り
突然、雷鳴が、カーステレオから流れる16ビートのサウンドをかき消すかのように鳴り響く
突然、フロントガラスを叩き割られるかのように、激しく降りだした大粒の豪雨

久しぶりに体験する、雷と豪雨。
沈黙を保っていた東の空は突然、牙をむいた

十勝の大平原のど真中で、僕はハンドルを握り締めながら
頭上にいつ落ちてもおかしくない、雷に脅えながら
突然、急変した空模様と同様に今日の釣りに対する欲求も落胆していった
e0035597_20171538.jpg

目的地の渓流に着いたころには、大粒の雨は小降りとなっていた
ここは、昨年の7月に充実した時間を過ごさせてくれた、お気に入りの渓流
橋の上から、恐る恐る川を覗いてみたが、案ずるが如し
水には濁りが入り、グリーンの水色が象徴的な川はオリーブ色と化し
水量は当然のように増え、釣り人が立ち入る事を拒んでいるように見えた

ロッドをここで出すか、釣りを止めて帰路に着くか、それとも移動するか
結論を出すまでには、さほど時間はかからなかった

やる! ここで釣りがしたくて、ここまで来たのだからやってみよう
僕達3人は、そう思い立ち、それぞれのポイントに立った

悪条件が全てそろった渓流は、そう簡単に甘い顔を見せてはくれなかった
重く濁り急激に冷却された流れは、ここの美しいニジマス達を
川底へと押しやり、釣り人とは分厚い壁で仕切るかのように冷酷であった
e0035597_20173078.jpg

クククッ!グンッ!と川底を狙ったニンフに時々小さなアタリがある
活性の落ちたニジマスは、フライをガッチリとはテイクしてくれない
やっとの思いで激流の底でフッキングさせたニジマスは、ネットイン寸前で
またしても、バレてしまう始末

雨上がりの軽薄な表情をする青空を、
恨めしそうに見つめながら、僕は今日も膝から崩れ落ちた

そう、こんな日は釣れない日
釣れる日だけが釣りの日ではない、釣りなんてこんなもんさ
そんな当たり前の事は百も承知でこの行為を続けてるのだから
e0035597_20174688.jpg

それでも、流して流して流し続けて
ここぞと思うポイントにフライを投じて、ここで来る! という自分とニジマスの
タイミングがドンピシャで当たった時は、それまでの苦労も忘れるほど感極まるものだ

良い釣りが出来たか、出来なかったか
それは、自分の努力と気の持ちようで決まるもの

釣り人には、それぞれ自分だけの世界がある   

そして、翌日の日曜日には、この日とはまったく違うエキサイティングな世界を見る事になる
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by flymagic | 2007-06-24 20:30 | flyfishing