気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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源流の虹鱒とヘタクソ釣り氏
6月16日、今日は友人達と、
道南の名流を見ながら支流に入る林道を探す
カーナビにも載っていない林道を地図を見て探り当てお目当ての源流域へと向かう

途中、がけ崩れの渓をいくつもすり抜け、土砂崩れで細くなった路肩の弱い
崖を走り抜けて、現流域の虹鱒に合いに行く

もうヤバイよ、引き返そうよ・・・一人なら絶対来ないよな・・・
同乗の友人達が不安そうに呟く

僕もハンドルを握りながら、きっと雨が降ったら土砂崩れで帰れなくなるかもな・・・
と不安な気持ちにもなったけど、源流にはどんな虹鱒がいるのか
それが知りたい一心で、後ろを振り返る事無くアクセルを踏み込んだ

林道のゲートまでが車で行ける終点、ここからは徒歩で源流へと向かう
森の中で、滝から落ちる涼しげな水の音と、木々を揺らす風が心地よい
e0035597_22301694.jpg

爆竹を鳴らし、笛を吹き鈴をならしながら日光の遮られた、湿度のある空気の中、
車では入れない林道を仲間達と歩く、羆との遭遇確率はかなり高いだろうけど
太陽の高く上がった日中は大丈夫だと暗示をかけ、源流へ入る

水量が少ない
道南の支流域はもうすでに渇水気味であった
この川は、幾つかの滝で仕切られていて、魚や人間が落ちる事があっても
サカナがこの滝を登る事はありえない

太陽光線が当たる小さなプールではユスリカのハッチがある
そこにドライフライを打ち込むと25cmくらいの虹鱒が水面を割る
この小さな川で25cmの虹鱒はそれなりに楽しませてくれた・・・・事件が起こるまでは・・・
e0035597_1105254.jpg

友人達と1匹交代で釣りあがる、出た!大きい!小さい!なんじゃこりゃ~!と
和気藹々と騒がしく釣り上がった・・・・事件が起こるまでは・・・・

僕の順番が来た時、カーブを曲がったその先には水深1.5mくらいの
流れの無い静かなプールが僕の前に現れた

こんな、水の動いてないプールではサカナなんて居るはずも無い
とりあえず、ドライフライをプールの中心に落とし、どこを通って上がるか考えていた
・・・・そして、事件は目の前で起きた

あれ?ドライフライが無いぞ! そう、ポッカリと静かな水面に浮いていた#12の
カディスが無いのに気が付いた
ええっ?何で?と不思議に思って何気にロッドを立てた

その瞬間、凄まじい勢いとトルク力で#3ロッドが持って行かれそうになる

フライラインは水面に突き刺さり、穏かな水面をラインだけが上流に走っていく
7ftの#3ロッドは完全に伸され正体の知れない固体の言いなりになってしまった

10mくらい上流で大きな虹鱒が跳ねる、45cm程の虹鱒だ
この川幅のレベルからしても、僕には信じられない光景だ

なんで、こんな大きな虹鱒が跳ねるの?
そして気が付いた、コイツは僕の#12のカディスを水中から吸い込んだんだ水面に波紋を作る事無く、誰にも気づかれ無いように吸い込む・・・
頭の良いサカナの堅実な行動、頭の良い大きな固体は、頭が良いから大きくなれる
e0035597_1114884.jpg

ジャンプを繰り返し、抵抗を見せる
その都度ロッドを水面に平行に下げてラインのテンションを保ったが
この大きな虹鱒との距離が近すぎたのか、それとも焦って自分のペースに
持って行けなかったのか、#12のカディスはヤツの口から外れてしまった

悔しくて、スグにキャストする
何も無かったように沈黙する水面に#12のカディスがポッカリと浮いたと思ったら
またスグに消えた!

もう一匹いた! それも水面を割る事無く静かに吸い込んだ!
まるで神隠しにであったこのように消えるフライ・・・不気味である

僕は落ち着いていた、慎重に寄せて上流に登らないように体をいれてプレッシャーをかける
浅瀬に入れて、背中のネットをマグネットから外し、1匹目よりは大きくないけど
虹鱒の頭にネットを向けた

その瞬間、ヤツにはまだまだパワーが残っていたいたようで、僕の手前1mくらいで
目の高さまでジャンプ!口からフックが外れる瞬間を僕に見せつけ
水中に消えて行った。

唖然、呆然、この時の心境は言葉では言い表せないくらい、悔しかった・・・・
このヘタくそ!何やってんだ! 自分を自分で罵った

阿寒川でも同じポイントで2バラシと、ここ最近はバラシ地獄に嵌ってるようだ
なぜに、ここまで良型のニジマスに縁がないのか・・・尽いてないのか、呪われてるのか?
考えれば考えるほど、自分が腹立たしく思えるし気分も落ち込む一方である。

気分を変えて、次に向かったのは、ダムに流れ込む上流域
近代的なダム湖から遡上する、サイボーグのように銀色に輝く固体
e0035597_2113672.jpg

源流の虹鱒とは、明らかに違う鮮明で透明感のある美しい魚体

何をもって虹鱒の“美”を唱えるかは、その水の色のみぞ知ると言ったところでしょうか
源流の虹鱒もダム湖から上がったレインボーも同じ魚種

どちらが好みかと言えば、都会で育った僕はどこか機械的で銀色に輝く
ダム湖原産のレインボーが好みなのは、否定できない。

この日も、たくさんのドラマが目の前で起きた
ハッピーエンドで終わる渓流劇場のドラマは、自分には少ないような気がする。

運も実力の内、まさに諺どうりなんだと自分のヘタさに肩を落とし家路についた
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by flymagic | 2007-06-18 23:10 | flyfishing