北海道の5月らしく、ちょっと冷え込んだ今週末
生憎の雨の天気予報が外れる事を期待して、仲間達とフロートに乗り込んだ
相変わらず、水温は恐ろしいほど低くブラウントラウトの活性も低いようだ。
ごく稀に、僕のフライにアタックしてくるブラウントラウトは30cmにも満たない
小柄なサイズばかりだけど、ファイトだけは強かった。
「ガガッ!グン!」とショートバイトは多数あるけれど
何故かそのアタリにも僕の心はときめく事はなかった
きっと、大きなブラウントラウトはこんな低水温の状況では動くはずも無いという
思い込みが、そうさせてるのかも知れない。
この湖も、本格的なシーズンを迎えるのは遅咲きのサクラが散って
草木に緑が蘇る頃だろう。
しかし、何時もの年ならもうすでに何本かの良型が見られても良いはず・・・
今年は遅れ気味なのか、それとも何かがおかしいのか?
釣りなんて方程式どうりには行かないもの
時期を見計らって釣行しても、その年の事情によって状況が違うのは当たり前だとは
分かってはいるんだけど、少し僕のリトリーブする左手の感覚もズレてるのかもしれない・・・
そう思い悩んでいると、
五月の雨は小雨から本降りとなり、水温を下げると共に僕の体温も奪っていた。
僕がこの湖に帰ってくるのは、6月中旬ころになるだろう・・・
その時は、Scottの#6ロッドをガンガン曲げるブラウントラウトに出会えれば良いのだけどね。