気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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扉の鍵
いつかは訪れてフライロッドを振ってみたい憧れの川

それは、単に釣果を求めるという欲求を果たす目的では無く
そこに立ってみたいというか、ありふれた景色のなかに佇むという日常の世界から超越した
別世界の空間や風景に触れてみたいという気持ちが大きく膨らんで、その川のイメージは
とてつもなく良いイメージとして僕の気持ちの中を支配しだしていた
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数十年前からフライフィッシングを始めてる先輩達の会話で登場するこの川

僕にとってその会話を聞くたびに、歴史と季節の移り変わりの中で
淡々と流れるその清流はフライフィッシングの年輪でもあり、未熟ながらもその歴史の
一部分になってみたいという願望が芽生え始めた

そして、幸運にもこの歴史への扉を開く鍵を手に入れる事ができた
e0035597_17193966.jpg

張り裂けんばかりの期待感で開いた扉の向こうには
厳しい冬を乗り越え、雪解けの増水の後を残し、暑い夏の渇水を乗り越え
今、爽秋という季節の清流が歴史の重みを巻き返しながら下流に流れ勤しんでいた

最近、雨という言葉を忘れるくらい天の恵みはこの川にも注がれないようだ
憧れの川は渇水というステージで僕を迎えてくれた
それを喜んで良いのかは分からないけれど、この川でロッドを振ってみたい
という意欲は、先行者がいようと渇水という釣るという悪条件下でも褪せる事が無かった
e0035597_17314927.jpg

僕は上流から吹き降りてくる風の旋律と清流が岩にぶつかり奏でるブブラフォンのような
ハーモニーを感じながら、ドライフライで流れに拍子を刻んでいく

時おり先行者の竿抜けの間から、この川では大きいとは言えないイワナが飛沫を上げる

釣り人の本心を嘘偽り無く言うと、もっと大きなイワナやニジマスが釣りたいのが本音である
しかし、今日はこの小さなイワナでも僕の心の中には大きなイワナを釣ったような
充実感というか清々しい穏やかな風が優しく流れていた

流れに頭を向けて片手でイワナを支える、そっと手の力を抜くと時空を超えるかのように
一瞬にして流れに中へ戻っていく、形としては残らない歴史が
僕の中に一つづつ刻み込まれていく。

憧れの川は憧れから現実となって、また何時か訪れてみたいお気に入りの川になった
e0035597_21295744.jpg

何気なく、見上げた南の空には秋の雲が次々へと切れることなく流れ去っていった
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by flymagic | 2006-09-16 17:39 | flyfishing