気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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チェルノブイリ・アントと深く刻まれた傷
北海道に住んで釣りをしていると、こんな逸話をよく耳にする

○○川で4番のドライフライで70cmのニジマスが出た!でも、コイツは取れないよ! とか、
□□さんが○○川で60cmクラスのニジマスを掛けたが、ブチ切られた! とか、
△△川はデッカイニジマスが出るから、渓流だけど8番ロッドは必要だ! とか、
リーダーとティペットは3Xが北海道のニジマスには絶対必要だ!などと

モンスター級のニジマスについての噂話は尽きないほどあったりする。

僕も、このようなお話は信じない訳じゃないけど、今日までは
自分にはまったく関係の無い話として、聞いてた部分は正直ある・・・

その事件が起きるまでは・・・・
e0035597_17205618.jpg

チェルノブイリ・アント・・・
先日、行きつけのショップで友人達とチェルノブイリ・アントのCMフライを見ながら
なんで、こんなヘンテコなフライに反応があるんだろうな? などとチェルノブイリ・アントに
ついて、くだらない話をした時から、僕は今度ドライで釣る機会があったら1度試して
みようかな・・・?などと、思いつくままフライボックスに1個だけ特大なチェルノブイリ・アントを
忍ばせておいた。 勿論、使ったことも無いし釣れる気がしない、でもこんなヘンテコな
フライで釣れたら、このブログでまた3コママンガを作ろう!なんて気楽に考えていた。

お察しのとうりチェルノブイリ・アントの実力を甘く見ていた・・・その事件が起きるまでは・・・・
e0035597_17204157.jpg

それにしても、今日も暑かった。
この暑さを、ひと時でも忘れようと訪れた札幌近郊の渓流。
この熱い中、上の画像の美しいニジマスが暑中見舞の挨拶をしてくれた、
僕は元々、このサイズが目的で4番ロッドを選択しニジマスの引きを楽しんだ。

しかし、このロッドの選択がその後取り返しの付かない事になろうとは思いもしなかった。
実はこの川、60~70UPのニジマスが潜む川なのです。

同行した友人と1匹交代でドライフライで釣り上がった。

今度は僕が友人の後ろを釣って行く番だった、遊び心で結んだチェルノブイリ・アントで
友人が流した後のプールの入り口の深みを流した。

僕の頭の中は、3コママンガの構想を練りだしていた・・・多分、30cmくらいの
ニジマスがチェルノブイリ・アントを咥えてくれるだろう・・・どんなコメディーにしようかな?

とっ!その時!珍しくもナチュラルドリフトするチェルノブイリ・アントの直下を
モンスターレインボーが何度も何度も旋回してフライを見ている!

もう少しで、流しきりドラグが掛かる直前、一生忘れられない出来事が起きた。

ヤツがチェルノブイリ・アントを喰った!

それからが、大変な事になった

5回ほどのスーパーハイジャンプを繰り返し、極太ボディーを水面に叩きつけ
激しく水飛沫があがった

SCOTT G8.8ft#4はバットから曲がりティップは水面と水平になるまでのされた!

HARDY JLHは激しく逆転し、バッキングラインまで引き出された!

4番ロッドじゃお話にならない・・・まったく、何もする事が出来なかった。

ロッドティップから、バッキングラインが少し出たところでヤツはSTOPした
多分、そこはプールの行き止まりで浅瀬になるからだろう。
そして今度は、こっちに向かって上って来る!
大急ぎでリールにラインを回収し次の第2ラウンドに備える
すると、ヤツは僕の横1m付近まで近寄ってきて石のように動かなくなった
そして横目で僕を見つめている・・・背筋に冷や汗が流れるのが分かった。

この時の目測で約55cmくらいの大きさ、シルバーメタリックにレッドバンドは薄い感じ
こんなに、大きくてこれほど綺麗でなニジマスは初めて掛けた
スピードとトルクはサーモンの比じゃないくらい速くて強烈だ!
まさにニジマスのトロフィーサイズ、きっと一生に一度釣れるかどうかだろう。

釣り上げたい・・・何とかネットに納めたい・・・しかし、今日持参のネットには
どう考えても、納まるサイズじゃない・・・どうする・・・ハンドキャッチしかないか・・・

しかし、ヤツは疲れてなかった。 今度は対岸に向けて一気に疾走した

フライラインの摩擦熱で指の皮膚が溶けたのが、最後のヤツの感触だった・・・
リーダーとティペットの結び目から、ブチ切られた。

僕は声にならない悲鳴をあげていた。悔やんでも仕方が無い
僕のテクニックでは太刀打ちできる相手ではなかった・・・
そう考えれば、特に悔しくない。負けは負け、それを非力な番手のロッドや
細かったティペットを理由にはしたくなかった。

全ては僕の技術と精神力が未熟だからだ。

この光景は同行した友人の目にも、しっかりと焼きついた。

僕は今日という日を忘れる事は無いだろう、それは悪夢ではなく良い夢だったのかも
知れない、いや!夢じゃなくて現実に起きたのだから。

予測する事が出来ない、フライフィッシングのドラマ
この、ドラマがあるから夢中になれる。 また“1”から出直そう・・・次のドラマのために。
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flymagic field photo report
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by flymagic | 2006-08-05 19:28 | flyfishing