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道北の幻 【第十一章】
2012年 06月 04日
満月の夜、道北へ向かう高速道路を1人でランクルを走らせる。 今日は大潮で気温も高めの予報なので、一年ぶりのイトウとの出会いに期待を膨らませていた。 ただ、風が強いという予報がちょっと気がかりだけど・・・。 到着したのは午前3時。 太陽は雲に閉ざされ夜明けは遅いようだけど、薄暗い中そそくさと準備を済ませフィールドへと向かう。 最初に入ったのは河口域右岸側のワンド。 既に2人のルアーマンがロッドを振っていたけど、きっと暗いうちから釣りをしてたんだろう。 話を聞くと、まだイトウからのコンタクトは無いという事だった。 強烈な南西寄りの向かい風はキャスティングを困難にさせる。 ここでは10投もしただろうか・・・釣れる要素が無い場所に見切りをつけて、いつのの左岸側へ移動することにした。 釣りになる場所はココしかないと思ったのは僕だけでは無いようで、平日にも関わらず10名ほどの釣り人が立ち並んでいた。 今度は右後ろからの強烈な風にバックキャストでラインを伸ばせず、気持ち良いキャスティングは出来なかったけど、まぁなんとか釣にはなりそうだった。 水面は風で波立ちボイルも有るのか無いのかも分からないけど、絶対に釣れるという気持ちを持ち続けキャスト&リトリーブを繰り返した。 フライを明るめのオリーブに変えて一投目で僕は1年ぶりにドッシリとしたトルクフルなイトウの引きを味わう事となる。 LOOPリールの甲高い逆転音を聞いて隣で愛犬を連れて釣りをしていたフライマンさんがネットを持って駆け付けてくれた。 すると愛犬のゴールデンレトリバーも一緒に観戦(笑)。 無事にネットインした80cmのイトウを、物欲しそうな顔で見つめるレトリバーはメチャクチャ可愛かった。 1人でのイトウ釣りでは大きなイトウのネットインが不安だったけど、隣に良心的な方がいらっしゃってくれて助かった。 ランディングに写真撮影までやってくださり、この場を借りてレトリバーさんに感謝いたします! 次はレトリバーさんも大きなイトウをヒットさせた。 次は僕がネットを持って駆け付けランディングをお手伝いさせていただいた。 この助け合いがイトウの釣りの魅了でもあると思う・・・なんたって、ここに居る人の思いは皆同じなんだから。 その後も小型のイトウのスピード感あふれるファイトを楽しんだ。 重量感こそないけど、ニジマスのように走り回る小型のイトウは嫌いじゃないんだよね(笑)。 日も高く登った正午近くには風も一層強くなり、今回のイトウの釣りを終了することにした。 産卵のダメージも回復傾向にある道北のイトウシーズンは始まったばかりで、これからもっと感動的なドラマがあることに期待する次第。 6月4日 道北の本流にて
by flymagic
| 2012-06-04 23:43
| イトウ
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