気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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尖った尾びれに会いに行く休日
e0035597_1836659.jpg

2年前の10月下旬、尖った巨大な尾びれが水面を叩き、
真っ赤なレッドバンドが水面直下に見えていた。

僕にはそのとてつもなく、大きなニジマスの疾走を止める技術も無く
フロロカーボンのリーダーは無情にも切れていた。

そんなほろ苦いシーンは今でも消える事無く僕の脳裏にしっかりと焼きついている。

そして、いつかは必ず尖った尾びれの大きなニジマスを釣り上げるという目標も。
e0035597_18361521.jpg

週末の天気予報は悪くは無かった。
だけど金曜日に降った雨の影響で土曜日は水温も下がり条件は良くはない事だろう。
日曜日に徹夜で道北まで車を走らせるのは辛いけど、
少しでも条件の良い日に釣りをしたいと思い日曜日に釣行を決めた。

風速9mと日曜日は強風の予報だったが、友人達と道北のダム湖に着いた早朝は
無風で快晴だったけど、日も高く上がると、きっと南西の風が強く吹く事だろう。
e0035597_18362375.jpg

風が強くなる前にインレットのポイントに着こうとフロートに乗りフィンを漕ぎ出したら
案の定、湖畔の森が揺れ動きだし、厳しい向かい風が吹き始めた。

湖面は波立ち、背中から飛沫を浴びながらインレットに着いたけど、
僕が狙おうとしたポイントの水面下には、まだ水草が生い茂り
シンキングラインでの釣りは不可能だった。

ここで釣るイメージは崩れ、僕はどこで、どうやってニジマスを釣ったら良いのか
分からなくなり、釣れるイメージと釣れる気はどんどん無くなった行った。
e0035597_18363221.jpg

友人達は、この時点ですでに1尾づつニジマスを釣り上げていた。
しかし僕の黒いビーズヘッドのフライには、まったく反応が無いまま時間だけが過ぎていく。

フライもラインのシンクレートも全て同じなのに・・・なぜ?
益々、どうしていいのか分からなくなり、「やはりこのダム湖は苦手なんだ」という
負け犬の捨て台詞を心に中で呟いていたのかもしれない。

時計の針は11時を過ぎていた、釣り始めて4時間以上も経過してしまった。
気分を変えようと、一度上陸してコンビニで買った濃厚なカスタードクリームが詰まった
シュークリームを食べながら、湖面を眺め考えた。

ニジマスの通り道を狙おう。
すると雲が切れて太陽が湖面を照らし出すと、湖面の浅い部分と深い部分のコントラストが
ハッキリと見えた。 そう、駆け上がりの部分を確認する事が出来た。
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あそこに浮いてロッドティップはこの位置で、あっちに投げてあそこを引いてくると
ゴン!とあの倒木の手前で来るな・・・とブツブツ呟きながらイメージを膨らませ
再びフロートに乗り込んだ。まあ、思ったとおりには行くハズは無いのだけど、
ロッドを振らなきゃ何も起こらないし始まらない。

自分のスタイルで釣る。
僕は3xのリーダーに結んでいた黒のビーズヘッドの小さなフライを切り、
#4フックに巻いた悪魔のフライをここで初めて結んだ。

上流からの強風で常にフィンを漕いでないと、あっという間に流される。
強風でバックキャストは後ろに伸ばせないけど、フライは追い風に乗って完璧にターンした。

悪魔のフライを投げだして、3投目で来た!
が!このニジマスはバレテしまった・・・
e0035597_18365371.jpg

反応はある。
これで少しは釣れる気になってきた。

今度は左方向に投げるが、風で6番ラインは下流へと流され思った場所にラインが落ちない。
一瞬、風が止んだスキにロングキャストを試みると、珍しくフライは完璧にターンした。

リトリーブは5回目でラインを引く左手が止った。

ラインを抑えるスリッピングガードを着けた右手の薬指に力が入りロッドを立てた。
e0035597_1837245.jpg

水面が何度も炸裂し、派手なジャンプをしたと思ったら水面下に猛スピードで潜りだす。
2年前の嫌な思いでが脳裏を横切るが、LOOPのリールのドラグを閉めながら
深い場所へとロッドにしがみ付きながら連れて行く。
湖底の倒木には巻かれないようにしなければ、こいつは取れない。

1度目のランディングに失敗して丘に居た友人から罵声が飛ぶ。
もう少し弱らせて時間を掛けて2度目のランディングでネットに納めたのは
頬がオレンジ色で体高のある、尾びれが尖ったネイティブなニジマスだった。

友人に計測してもらい、写真を撮ってもらい至福のひと時に酔いしれる。
2年前にバラシたニジマスよりは小さいけど、20インチオーバーのニジマスは嬉しかった。
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友人にも20インチオーバーのニジマスが来た。
この釣れた時間帯だけが、風も弱まり太陽光が湖面へと燦燦と照りつけていた。

きっと束の間の晴れ間なんだろう、
このチャンスに釣らないとニジマス達の狩の時間帯は終わってしまうかもしれない。

ニジマスの活性の良い時間帯が僕の活性の良い時間帯と重なったようだ。
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立て続けにヒットするがバレテしまう。
きっとリトリーブのスピードが速いのだろうか?

リトリーブを長めに取りリトリーブの間隔を1秒ほどとるリトリーブを試みる

フライラインの先端がロッドティップに入る寸前で、左手に持つラインは
もの凄いスピードで引きずり出された。
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2匹目は20インチには僅かに、届かなかったけど
尾びれの両端がツンと尖った、体高のある綺麗なニジマスだった。

サメのように尾びれの両端が三角形に尖がった尾びれはネイティブの証だと思う。
養魚所生まれで放流魚の面影があるニジマスとは別格のスピードと瞬発力は
この尾びれを持つトラウトならではの物だと思う。

そんなニジマスが悪魔のフライをガッチリと咥えてくれるのは最高に嬉しい。
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こんな川とダムを行き来するニジマス達。
前回訪れた、道東のダム湖のような数釣りは出来ないけど
ヒットしたニジマスは、どれも太くて大きくファイトも素晴らしい。
だけどシンキングラインで釣れるのは、このサイズが限界なんじゃ無いのかなと思う。

捕食行動のスイッチが入りドライフライに容赦なく出るようなタイミングに会えば
もっと大きなニジマスも動くのではないかと思う。
何度も釣られて大きくなったニジマスは目の前をフライが横切ったくらいじゃ
見切ってしまう事だろう。 だから大きく成れたし頭も良い事だろう。

しかし、水面下でもブラウントラウトのように捕食のスイッチが入る事も有り得る訳だから
悪魔のフライでもっと大きなニジマスに会う事も出来るかもしれない。
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今シーズン、再びここを訪れるか分からないけど2年前の屈辱は今回で忘れてはならない。
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by flymagic | 2009-10-05 21:02 | flyfishing