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気ままにキャスト
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北海道札幌市在住akaのflyfishingの気ままな話やフィールドの中で感じた事,思った事を気ままに綴ります。
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極東アメマス紀行 2014
極東アメマス紀行。
このタイトルがしっくり来るかどうかは疑問だがロッドを繋いだのは短時間ではあったが、僕にしてみればちょっとした釣りの旅だったと思っている。

仕事の都合で最果ての地、根室市まで足を運んだ帰り道に立ち寄ってみた極東の止水ポイント。
極東アメマス紀行 2014_e0035597_071183.jpg

想定内と思えば諦めもつくけど、核心のポイントは氷に閉ざされていた。

僕の心の中ではちょっとだけトルクフルなアメマスのファイトを期待していたのかもしれないけど、クルマから降りるのも躊躇するほどの強い北西の風は、あまりにも冷たかった。
一人この地に立ちすくす事に今日の釣行の意味があるのだと自分に言い聞かせ、次のポイントへクルマを走らせる。
極東アメマス紀行 2014_e0035597_072310.jpg

ヨタヨタと強風に煽られたり、徹夜で走り切った疲れからだろうか昼下がりの太陽の柔らかな日差しは微睡と軽い眩暈を覚えさせる。
この心地良い疲労感は、ああぁ・・・釣りに来ているんだなぁ・・・と都合の良いように考えるのは釣り人の性だろうか(笑)。

さて次に向かったのは、別寒辺牛川。

根室市へ向かう早朝も通り過ぎたけど、日曜日とあって釣り人で溢れていたのには少し驚いた。
時期的にも早いだろうと思っていたけど、釣を終えて引き上げてきた釣り人に話しを聞いたら、午前中はそこそこ釣れていたが、満潮になり流れが止まってからはアタリは無くなったと言う。

そんな事よりも僕は強風と眠気から来るカラダの怠さでロッドを出す気にさえならなかったから、今は時合が悪くて良かったんだと納得して、宿泊先の釧路の宿へと向かう。
極東アメマス紀行 2014_e0035597_19145168.jpg


翌朝。

釣りに行くような気合の入った時間に起きるわけでなく、いつもどおりの時刻に起きてホテルの朝食をゆっくりと頂き8時過ぎに出かける事にした。

歳を重ねるごとに欲深さというものが薄れて、釣のスタイルも若いころとは随分と変化してきたような気がしないでもないが・・・(笑)。
極東アメマス紀行 2014_e0035597_1251910.jpg

別寒辺牛川の駐車スペースに着いたのは、午前9時頃とゴールデンタイムは過ぎていたけど、一人の釣りは誰に気兼ねすることなく自由に行動できるから楽で良い。
ただ、この時間でも河口への流れは止まる事は無いので釣にはなると思い支度をノンビリとして、お気に入りのポイントへとロッドを担いで歩き出す。

残雪が残る湿地帯にズブズブと足を取られ水路を超えて、歩幅の合わない線路の枕木を踏みしめ河口付近のポイントに辿り着く。
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時々、上流から流れて来る氷の塊に気を使いながら下流から吹く意地悪な強風の合間を縫ってラインを放つ。

手元から数メートルの所では小型のアメマスがボイルしている。
サケ稚魚の時期には少し早いから、何を捕食していたのかは分からない(笑)。
大きなアメマスは遠くの深い所に付いている事だろうと、ロングキャストでフライをスイングさせると数投目でアメマスがフライを咥えたようだった。

感覚のズレか今シーズンの初ヒットで動作がおかしかったのか・・・それともいつもの事か、
ファーストヒットはランディングには至らず仕舞い(笑)。

だけど道東方面のポテンシャルの高さに助けられ、スグに中型のアメマスをキャッチする事が出来た。
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重い流れに乗った極東のアメマスは強くトルクフルなファイトで僕を魅了してくれた。

毎回、ここで出会うアメマスはロケーションも伴っているのだろうが、野性味を帯びていてワイルドで力強さを感じてしまうのは僕だけだろうか。

またそれが、遠路遥々この地へ通わせる魅力ではないかと思っている。
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平日の日中とあって釣り人もまばらなフィールド。

アメマスからのコンタクトがある場所で立ち止まりラインを流し続ける。
付いてる場所ではアメマスが連発するけど、徐々に流れのトルクも弱くなりだすと、アメマスのサイズも小さくなっていく(笑)。
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やがて満潮を迎えると流れは上流へと向きを変える
こうなると良型のアメマスを期待するのは無理な事なんだろう・・・

午後12時、水位が上がり帰り道が水没する前に僕はロッドを収める事にした。
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極東の野生・・・
そんなセピア色の情景と河原を流れる草原の甘い香り。

薄らと広がる曇の切れ間から差し込むセピア色の太陽の光は、新たな記憶として僕の心の片隅に存在する事だろう。

やがて遠ざかっていく現在は過去の古ぼけた記憶になろうとも、この最果ての地は、これからも物語を繋ぎ存在しつづけてくれる事を願わずにいられない。
                                        
                                      

                                    4月14日 別寒辺牛川の畔にて
# by flymagic | 2014-04-18 20:31 | flyfishing
北海道の夢を繋いで行こうと思いませんか?
僕がflymagicのホームページを始めて、その傍らでこのブログを始めました。

始めた頃はアクセスも少なく、親しい友人だけの情報交換みたいな感じでしたが
時が経つにつれHPやブログを楽しみにしてくれてる、本州や道内の友人も増えてきました。

本州からも北海道でワイルドなニジマスを釣りたいと言う友人も訪ねてきてくれて、
一緒に釣りに行ったり飲みに行ったりと、友人の輪も広がりました。

フライフィッシングという遊びを通じ共通の趣のある仲間が増える事は人生を豊かにすることと、現在も充実した日々を送らせて頂いております。

そんな北海道で今、ニジマスが指定外来種に指定されそうな動きがあります。

つまりは、放流が出来なくなるという事です。

そうなれば、きっと、いや数年で北海道からニジマスは消滅する事でしょう。

なぜ?どうして今更・・・?

疑問や不満を抱く方が大勢いらっしゃるのは不思議ではありませんね。

多くの友人たちとの繋がりを持たせてくれたニジマスが北海道から居なくなるのは悲しい事です。

僕達に出来る事で北海道のニジマスを後世へと繋いで行きませんか!

フライフィッシングが齎す出会いや感動を残すのが釣りを愛する気持ちだと思います。

微力ながら僕も署名活動に参加しています。

一人でも多くの方に協力して頂きたいと思い、今回ブログをUPいたしました。

署名用紙はCafe BIG TAIMENに置いてありますので、こちらで署名いただくか
用紙をダウンロードして持ち込んでくださってもOKです。

なにもしないで消えていく現実を見るよりも、行動して大切なものを守る力を出せるのが人間です。

北海道のニジマスは消えてはならないのです。

尖った尾びれのニジマスは僕は好きです。
北海道の夢を繋いで行こうと思いませんか?_e0035597_0333132.jpg

どうぞ宜しくお願いいたします。


flymagic aka
# by flymagic | 2014-02-04 00:34 | flyfishing
2013 オホーツク・カラフトマス フォト紀行
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                        2013年8月19日~20日 オホーツク海岸にて    
# by flymagic | 2013-08-22 22:10 | flyfishing
2013 道東海アメ チャレンジ
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道東海アメ チャレンジ シリーズも今年で5年目。

僕にとっては外す事の出来ない年中行事となってしまったようだ。
外す事が出来ないというより、根っからこの釣りが好きなんだと、つくづくそう思う。

日曜日の深夜に道東道を走り、夜明け前に音別町付近の海岸に到着。

夜が明けるまでシートを倒して、これからの2日間に備えてカラダを休ませる。
少し開けた窓から聞こえてくる静かな波の音と野鳥の囀りは、今回の釣りへの期待感を膨らませてくれる。
僕らは安心して眠りに付いていた。

1時間も眠っただろうか、眠りから覚めた時は道東の海はすっかり夜が明け、霧の中に小さな波が不規則に岸際に小さく砕ける。

レスキュさん、今日は大変な事になりますよ。」と、その海を見て冗談半分に言った僕の言葉は、まんざらあてずっぽな意味では無かったようだ。
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その大変の意味を2人は後々に十分に理解し、そして満喫することになる。

K・BULLIT SD17.6ft #12-13にオーシャンブルーのWELLSTONE SaltWater Reel#11-12LAをセットする。
リールに巻き込んだラインはSTDのタイプⅢにランニングラインは3M製のインターミディエイトの50m巻きを繋ぎ、リーダーはフロロカーボン12ft 0x、その先端にはクレハ製のフロロの3号を60cm結んだ。
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K・BULLIT SD17.6ft #12-13のグリップの長さは72cm。
いつかは、このグリップの全長を超える海アメを釣ってみたいと僕はこのロッドを手に入れた時から、そう思っていた。

まぁ、このヘビータックルを2日間全力で振り倒す自信は無いので、7分くらいのチカラでキャストしようと決め浜に降りた。
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釣りは始めは、「あれ?」と思うくらいアタリも無かったけど、雲の薄い部分から薄らと太陽光線が海面を照らす時刻に成ると、海アメ達も徐々に動きが盛んになったようだった。
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釣れて釣れて釣りまくる・・・といった表現が正しいかどうかは分からないけど、初日の午前中だけで想像していた2日間分の海アメが釣れた。
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大きな尾びれに筋肉質で太い魚体、それに強烈な引潮でファイトはいつも想像を絶する程だ。
だからこの釣りは止めれないし、遠路遥々通ってくる価値があるのだと思う。
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「ドスン!」といった重たいアタリが来たのは、釣り始めて5時間を超えたあたりだった。
ラインバスケットに手繰り寄せたラインは一瞬でロッドガイドを逆走し水面に突き刺さって行く。

WELLSTONE SaltWater Reel#11-12LAのドラグを締めてロッドを伸されないように、やり取りするがこれがホントに強烈だった。

数分のファイトで浜に上げたのは、シルバーメタリックが鮮やかで、K・BULLIT SD17.6ft #12-13のグリップの長さと同じグッドサイズの海アメだった。
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もちろん、僕にとっては海アメのトロフィーサイズ。

長年通って数を釣れば、僕にもこんなサイズが釣れる事もあるんだなぁと道東のポテンシャルの高さに感謝する。

初日は夕暮れまで順調に2人のロッドは終始曲げられ、十分すぎるくらい海アメのファイトを楽しむことが出来た。
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夜は宿泊先の音別町の民宿の近くにある、炉端焼きの「どんころ」で祝杯をあげ美味しい焼料理を頬張り、夜9時過ぎには眠りに付いた。
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翌日も朝5時から前日と同じポイントに入ったが、アタリは疎らで僕らは首を傾げたが、
大きな背ビレが波の狭間に見えた時は、このポイントに見切りをつけた。

やはり大潮の時は海アメも動くが、それを狙うイルカの群れも活発に動くようだ。
これが1日早かったら前日の夢のような時間は無かったのだから、今日が昨日で無くて良かった思うよりほかは無いのかもしれない。
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どこのポイントに入ってもイルカに先行され、海アメは遠くへ散らばってしまったようだ。
それでもポイントを転々として少ないながらも海アメの顔を見れたから2日目も十分に楽しめた。

今年の道東サーフの海アメは、まだ始まったばかり。
来月も波をかぶって汗かいて、仲間達と道東の海アメ釣りを楽しみたいと思う次第。
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                                 7月22日、23日 道東音別海岸にて
# by flymagic | 2013-07-26 00:06 | 海アメ
夏の山上湖
今年も恒例の道東山上湖へ。
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今となっては年に1度、この時期だけに訪れる事にしている。
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天候にも恵まれるかと思ったけど、晴れ時々雨の天候は真夏の雨はレインジャケットを着なくても大丈夫なくらい気持ちが良かった。
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釣れてくるレインボーは過去最高のサイズと数で、どれだけのレインボーをリリースしたかは数えきれない。
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多分、友人たちと3人で3ケタは超えてると思う。
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また、来年の今時期に訪れる事に成ると思うけど、もっと大きく元気に育ってくれる事を願わずにいられない。
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                                      7月9日 道東の山上湖にて
# by flymagic | 2013-07-13 21:22 | flyfishing